人気歌手のカミラ・カベロが、アリアナ・グランデのヒット曲「ゴッド・イズ・ア・ウーマン(原題:God is a Woman)」は、元々カミラが歌う予定の曲であったと明らかにした。
【動画】Camila Cabello on Her Friendship With Ariana Grande
アリアナ・グランデのアルバム「スウィートナー」に収録されている楽曲「ゴッド・イズ・ア・ウーマン」。実は曲制作の最中でカミラ・カベロは曲を手放し、最終的にアリアナ・グランデのところへ渡ったようだ。
カミラは、アンディ・コーエンのSiriusXMラジオ番組、「ラジオ・アンディ(原題:Radio Andy)」に出演。「ゴッド・イズ・ア・ウーマン」はもともと彼女の曲で、最終的に手放すことにしたことを明らかにした。
「たしかあの曲にはコーラスの部分があって、そのバースを私が書いたんだけど、最終的になんだかしっくりこなかったの。それで、彼女とみんながアリアナバージョンを書いてみたら、最高のものができたのよ」
プライベートでも仲よしなことで知られているアリアナとカミラ。アリアナとコラボをする機会があればいつでもよろこんで受けること、そしていままで何年もの間二人は支え合ってきていると話した。
「(コラボの話が出たとしたら)わたしは大歓迎よ!あの子のことが大好きなの!彼女はわたしの友だちよ」「アリアナはほんとうにスイートなのよ。いつもわたしたちはお互いに、『最近どう?』って感じで気にかけあっているし、例えば、彼女がインスタグラムに精神的にも、感情的にも良いコンディションであること投稿していたら、『よかった、私もうれしい!』ってコメントしたりね」
また、カミラが異なった歌詞でバースを歌っている「ゴッド・イズ・ア・ウーマン」のデモは、2018年のリリース前にリークしていたのだ。
カミラが手放したあと、同曲がアリアナの手元に渡ったことは不思議なことではない。実は、アーティストが曲のリリースをしないことを決めたり、あきらめたりした際に、アーティストの間で曲が行き来することはよくあることなのだ。
この曲は結果的にアリアナとともにビッグヒットを記録し、ビルボードでも第8位にランクイン、ミュージックビデオは「MTV ビデオ・ミュージック・アワードで」最優秀特殊効果賞も受賞した。リリース以来、2億5000万回以上も再生されている。