先日歌手のテイラー・スウィフトが新曲「クリスマスツリー・ファーム(原題:Christmas Tree Farm」をサプライズリリースしたが、今回は同曲の制作舞台裏映像が公開された。
「クリスマスツリー・ファーム」メイキング
テイラー・スウィフトは現地時間12月5日の朝、動画を投稿。そこでテイラーは「たった今クリスマスソングを書き上げたよ。あともう1年待ってからリリースするのも変だと思ったから・・・どうしようかな。今誰もいないんだよね」と話すテイラー。そしてその翌日12月6日に、新曲「クリスマスツリー・ファーム」をリリース。彼女には珍しく、告知からリリースまでの期間が短かった。
さらに12月23日、テイラーは同曲の制作舞台裏映像も公開。12月1日に撮影された動画でテイラーは「私はクリスマスツリー・ファームで育ったから、その曲にしたいなと思ってるの。こういったコード進行は普段あまり使わないんだけど。都会にいてすごくストレスがたまっていて気分も沈んでいるんだけど、心はクリスマスツリー・ファームにいるっていう曲だよ」と、同曲のコンセプトを話し、未完成の歌を弾き語りする。
「曲の出だしはちょっと悲しい感じがいいな」と話したテイラー、翌日の12月2日にはすでに悲し気な冒頭部分が完成している。プロデューサーのジミー・ネイプルズと共にピアノでコードを探りながら「こっちのほうがいいな」などと、だんだんと曲が完成してくる。2人はなんと24時間も曲の制作をしていたようで「これをドキュメンタリーにするの楽しいね」と話すテイラー。曲が完成すると、彼女は早速マイクの前にたちレコーディングを開始する。
さらに数十人のコーラス隊を招き、楽曲に重厚感を出したテイラー。最後は満足そうに「ハーイ、完成したよ!楽しんでくれるといいな」と笑顔で話している。12月1日から5日までのたった5日間で同曲を完成させ、さらに完成直後にリリースされたことがわかった。
Taylor Swift – Christmas Tree Farm
このMVはテイラーが幼い時のホームビデオで構成されており、実家でのクリスマスの様子が見られるとても貴重なものだ。
MVでは母アンドレアさんや弟オースティンなども登場し、雪の中可愛らしくはしゃぐテイラーが見られる。とあるシーンではテイラーがサンタクロースからギターをもらい喜んでいる姿も。これがミュージシャン、テイラー・スウィフト誕生の瞬間とも言えるかもしれない。