映画「マイティ・ソー」や「アベンジャーズ」シリーズなどで知られる俳優のクリス・ヘムズワース(36)が、しばらく俳優業を休むと語った。
ここ数年、「アベンジャーズ」シリーズや今年に入ってからは「メン・イン・ブラック:インターナショナル」にも主演するなど、まさに引っ張りだこのクリス・ヘムズワース。彼は12月24日に掲載された「Sunrise」のインタビューにて、俳優業を少しの間休むと語ったのだ。
ここ最近多忙だったと語ったクリスは「これからは休みを取るよ。多分6ヵ月~8ヵ月。ただ家にいるとおもう」と、故郷で自宅のあるオーストラリア、バイロンベイでゆっくり過ごすと明言した。
クリスは「『アベンジャーズ』のプレスツアーで世界を周った3週間は本当に忙しかった」と話し、「将来の事や、次に何をしようかと長い間ずっと追いかけていたことに気付いたんだ・・・でも自分が頑張ってきたこと、夢に見たことはこれ(『アベンジャーズ』)だったって気づいて、今を楽しまないとって思った」と、今は休暇の時期だと語った。
クリスは自身が主演の「マイティ・ソー」第4作目となる「Thor: Love & Thunder(原題)」の公開がすでに2021年11月5日に決定している。おそらくこの撮影が始まるまでの間は仕事を入れないのかもしれない。
家族思いであることでも知られるクリスは5年前、米ロサンゼルスから豪バイロンベイへ拠点を移した。クリスは貴重な休み期間を、家族と過ごすようだ。
ComicBook.comによると、「東京コミコン2019」でクリスにインタビューした際、まだ台本を観ていないことを明らかにしたという。そんな彼は「『アベンジャーズ/エンドゲーム』から再び大きく変化する可能性もある。とてもワクワクしているよ。(制作チーム)は、一生懸命プロジェクトに取り組んでいて、かなり新鮮で新しいものを届けることができると思う。非常に楽しみだ」とコメントしたそう。2020年の半ばまでには「Thor: Love & Thunder(原題)」の撮影を開始する計画だということも明らかにした。
今年の8月、前作「マイティ・ソー バトルロイヤル」でも監督を務めたタイカ・ワイティティが脚本を作り終え、2020年の初頭までに製作が開始されると報道があった。そのため予定よりも少し企画進行が遅れているようだ。