※この記事にはネタバレが含まれています。
世界的人気SF映画「スター・ウォーズ」シリーズの最新作で、12月20日から公開されている「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」、実はシンガポールでは最後のあのシーンがカットされてしまっているという。Deadlineなどが報じている。
12月20日に日米同時公開となった「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」。シリーズに幕を下ろす最終エピソードとなった今作だが、最後に同性同士のキスシーンが含まれている。実は「スター・ウォーズ」の42年の歴史の中で同性同士のキスシーンが描かれているのは今作が初めてだったのだ。
このシーンについて、同性愛が法的に認められていないシンガポールやアラブ首長国連邦ではこのシーンをカットし、PG-13指定(13歳未満の鑑賞には、保護者の強い同意が必要)となったという。また同性愛など性的描写に厳しい中国ではそのシーンはカットされずに上映されているという。
これまでにも往年の人気ロックバンド「クイーン」のフレディー・マーキュリーの自伝映画で去年大ヒットした「ボヘミアン・ラプソディ」も、中国では男性同士のキスシーンなど、LGBT、ドラッグに関連するシーンがカットされたり、今年公開されヒットしたエルトン・ジョンの伝記映画「ロケットマン」もサモアやロシアで同性同士の性的描写がカットされることがあった。
「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」での同性同士のキスシーンは一瞬ではあるのだが、やはりカットの対象となってしまったようだ。
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