世界的人気SF映画「スター・ウォーズ」シリーズの最新作で、12月20日から公開されている『スター・ウォーズ／スカイウォーカーの夜明け』で、同性同士のキスシーンを入れた理由を監督であるJ.J.エイブラムスが明かした。
【動画】J.J. Abrams Talks Star Wars, Gay Kiss & Diversity
実は「スター・ウォーズ」の長い歴史の中で、同性愛が描かれたのは今作が初めてであったという。スウェーデンでは、その同性同士のキスシーンの時に、声援や拍手が起きたのだとか。「MovieZine」のインタビューで、そのことについて聞かれたJ.J.エイブラムス監督は「そうだったんだね。それはすばらしいね」と返答。
さらにインタビュアーが、そのシーンを含めた理由を伺うと、監督は「あれは祝福のシーンのように感じたから、愛を表現するための機会のように感じたんだ」「スター・ウォーズの銀河の中で、同性カップルのそういう瞬間を一緒に見ることは全ての体験の中の一種のような感じだったんだよ。みんながそこにいて、そして迎えられていたから」と明かした。
また監督は「そこに性的嗜好とか人種は関係ないんだ。スター・ウォーズはみんなのものであり、そういった表現が今までなかったことも知っていたからね。それは誰からも奪わず、スター・ウォーズは私たちみんなのためのものであることを表現しているんだ」と語った。
