映画『スーパーマン』シリーズで知られる俳優のヘンリー・カヴィル(36)が、新作ドラマの役作りのためになんと三日間も水分を断ったことを明かした。
役作りについて話すヘンリー・カヴィル
ヘンリー・カヴィルはNETFLIXオリジナルの新作ドラマ「ウィッチャー(原題:The Witcher)」に出演。本作は、人気RPG「ウィッチャー」シリーズの原作小説をドラマ化したもので、ヘンリーが演じるのは超人的な力を秘めた”ウィッチャー”のゲラルト。ハンターとして怪物退治を行うアドベンチャー作品だ。
「ウィッチャー」予告編
ヘンリー・カヴィルは12月20日、英トークショー「The Graham Norton Show」に出演し、同作では衣装を脱ぐシーンが少なくなかったと明かした。筋肉をより目立たせるため、徐々に摂取する水分量を減らし、衣装を脱ぐシーンの撮影直前には水を摂取しないという過酷な努力をしたという。
ヘンリーは「それ(水分を取らないこと)は最悪だったよ。ダイエットもすごくお腹が空いて難しいでしょ?それと同じで三日間水分を取らないと、最終日には近くにある“水のにおい”がわかるという域に達するんだ」と、普段はあまり意識しない水のにおいがわかってしまったと話した。
水分を取らないことで皮膚が薄くなり、筋肉にぴったりとはりつき目立たすことができるという。さらに撮影直前には腕立てもし、最高の状態で肉体美を見せたという。
しかしヘンリーは、鍛えることは見た目のためではないという。「トレーニングの重要性は、鍛えているから(撮影で)ケガをしないというところ。スタントとかはクレイジーだからね・・・もちろんある程度美しく映らなきゃいけない、特にシャツなしのシーンだとね。でも健康体であるためのトレーニングだよ」と、体力づくりが一番の目的だと話した。
また「ウィッチャー」では黄色のカラーコンタクトをしているヘンリー。このコンタクトは3時間毎に必ず20分取り外し目を休ませないといけなかったと言い、同作の撮影の大変さも語った。
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