2019年は『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』『ジョーカー』『アベンジャーズ/エンドゲーム』など、さまざまな注目作が公開されたが、来年も映画業界はさらなる盛り上がりを見せそうだ。本記事ではFandangoが発表した「最も期待されている映画」ランキングを紹介する。
※ランキングは2020年にアメリカで公開予定のもの。
10位:『ワイルド・スピード9(原題:Fast&Furious 9)』※邦題未定
『ワイルド・スピードシリーズ』第9作にあたる新作。前作『ワイルド・スピードICEBREAK』のシャーリーズ・セロンとヘレン・ミレンがカムバック、さらにラッパー・女優のカーディ・Bが出演することがわかっている。監督は、 第3作『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』から第6作『ワイルド・スピード EURO MISSION』までを担当したジャスティン・リンが復帰。
カーディ・Bの出演が判明したインスタグラムの投稿
米公開予定は2020年5月22日。日本は2020年初夏予定。
9位:『ソウル(原題:Soul)』※邦題未定
ディズニーのピクサー長編作品。監督を務めるのは『カールじいさんの空飛ぶ家』や『インサイド・ヘッド』を手がけたピート・ドクター。ジェイミー・フォックスがボイスキャストを務めることでも話題となっている。
米公開予定は2020年6月19日。日本は2020年夏予定。
8位:『イン・ザ・ハイツ(原題:In the Heights)』
最優秀作品賞を含むトニー賞4冠とグラミー賞最優秀ミュージカルアルバム賞を受賞、ミュージカル界にセンセーションを巻き起こし映像化が待ち望まれていた傑作ミュージカル『イン・ザ・ハイツ』(原題:In the Heights)が待望の映画化。『クレイジー・リッチ!』(18)のジョン・M・チュウがメガホンを取る。
米公開は 2020年6月。日本は2020年夏予定。
7位:『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(原題:Birds of Prey (and the Fantabulous Emancipation of One Harley Quinn))』
ジョーカーの恋人として、『スーサイド・スクワッド』(16)で大ブームを巻き起こした人気キャラクターハーレイ・クインを主人公にした最新作。『アイ,トーニャ史上最大のスキャンダル』(2017)、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(2019)のシャロン・テート役など今最もハリウッドで輝き注目される女優のマーゴット・ロビーが、セクシーでクレイジーなのにめちゃめちゃキュートな悪カワヒロインを好演。
米公開は2020年2月7日、日本は3月20日公開予定。
6位:『クワイエット・プレイス PARTII(原題:A Quiet Place: Part II)』
昨年全米で公開され、ヒットホラーとなった映画『クワイエット・プレイス』。日本でも「音を立てたら、即死。」というキャッチーコピーが話題となり、ホラー映画で類を見ない大ヒットを記録した本作の待望の続編。 出演キャストは前作同様、母親・エヴリン役を実力派女優エミリー・ブラント、自身も役柄と同じ聴覚障害を持つ『ワンダーストラック』の新星ミリセント・シモンズ、本作や『フォードVSフェラーリ』で活躍中のノア・ジュプが娘・リーガン役と息子・マーカス役で引き続き出演。実生活でもエミリーと夫婦で知られ、前作で夫・リー役&監督をつとめたジョン・クラシンスキーが同じくメガホンをとる。
米公開は2020年3月、日本は2020年5月公開予定。
5位:『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ(原題:No Time to Die)』
全世界待望の「007」シリーズ25作目で、前作『007 スペクター』から実に5年ぶり最新作となる『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』。「初の金髪ジェームズ・ボンド」としてキャスティングされたダニエル・クレイグの「最後のボンド」になるかもしれないとウワサされている注目作。本作では、『ボヘミアン・ラプソディ』で第91回アカデミー賞主演男優賞を受賞するだけでなく、第77回 ゴールデン・グローブ賞のドラマ部門で主演男優賞にノミネートされたラミ・マレックが演じる“シリーズ史上一番ヤバい敵”の存在も話題となっている。
4位:『ムーラン(原題:Mulan)』
ディズニー史上最強ヒロインが待望の実写映画化。愛する父の身代わりとなり、男性と偽って兵士として国の運命をかけた戦いに立ち向かっていく勇敢な女性ムーランを描いたファンタジー・アドベンチャー。主人公ムーランを演じるのは、大抜擢となったアジアンビューティーのリウ・イーフェイ。
米公開は2020年3月27日、日本は4月17日公開予定。
3位:『ジ・エターナルズ(原題:The Eternals)』※邦題未定
「マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)」の最新作。アンジェリーナ・ジョリー、リチャード・マッデン、クメイル・ナンジアニなど豪華俳優陣が集結している。
米公開は2020年11月6日。日本は現在未定。
2位:『ブラック・ウィドウ(原題:BLACK WIDOW) 』
『アベンジャーズ/エンドゲーム』で衝撃の決断を下した人気キャラクター“ブラック・ウィドウ”の単独映画。世界最高のエージェントにして超一流の暗殺者ブラック・ウィドウことナターシャ・ロマノフの謎に包まれた過去と秘密、そして強さと美しさを兼ね備えた彼女に秘められた謎や『アベンジャーズ/エンドゲーム』での衝撃の決断に至る背景がついに明かされる。
2020年5月1日に日米同時公開。
1位:『ワンダーウーマン 1984(原題:Wonder Woman 1984)』
2017年に公開するや怒涛の勢いで数々の記録を更新する大ヒットを記録した『ワンダーウーマン』の待望の最新作。本作の舞台は、“欲望が溢れる狂乱“の時代 1984 年。最愛の恋人スティーブ(クリス・パイン)を失い、悲しみや孤独と向き合うダイアナの前に、死んだはずのスティーブが現れ・・・。ガル・ガドットがワンダーウーマン役を続投し、先日公開された予告編からもアクションがパワーアップしていることが伺える。
米公開、日本公開ともに2020年6月を予定。
以上、Fandangoの「最も期待されている映画」ランキングをご紹介した。日本公開が未定の作品もあるが、こうしてランキングを見ると、来年も映画館に足を運ぶことに忙しくなりそうだ。