人気歌手のカミラ・カベロが今年12月にリリースしたアルバムの収録曲のひとつが、とある楽曲にとても似ているとネットで噂になっている。
カミラ・カベロは12月6日、待望のセカンド・アルバム「ロマンス」をリリース。すでにシングルリリースされていた「ライアー」「リヴィング・プルーフ」のほか、ショーン・メンデスと4年ぶり2度目となるコラボで100の国と地域のiTunesで1位を獲得した大ヒット曲「セニョリータ」を含む全13曲(配信アルバムは14曲)が収録されている。
Camila Cabello – My Oh My (Audio) ft. DaBaby
今回「似ている」と話題になっているのは「ロマンス」の収録曲「My oh My」という曲と、ペルー人レゲエグループ「ティエラ・サー(Tierra Sur)」が1992年にリリースした「They knock on the door」という曲。En24誌はこの2曲のコール・アンド・レスポンスの部分が特に似ていると指摘している。
2曲の聴き比べ動画
https://twitter.com/youdaoneari/status/1210542232471769088
これに気づいたネットユーザーは「カミラの新曲は盗作だけど、それを隠そうともしてない(笑)」「ビックリしないな」などと指摘。さらに一部のファンがティエラ・サーにSNSで直接「カミラの『My oh My』を知っているか」と訪ねたところ、ティエラ・サーは「知っている」と回答。
さらに「カミラのチームは君たちの楽曲のサンプリングをする許可を取った?」という質問にティエラ・サーは「いいえ」と答えたという。またカミラのこの曲は「数週間前に知った」と、リリースしてまもなく知ったと答えている。
これを受け、ティエラ・サーのメンバーであるポチ・マランビオ(Pochi Marambio)がDaily Dotに声明を発表。そこで「この件について疑うのは早すぎると思います。国際的な音楽業界で、特にヒップホップとラップでどんな曲のサンプリングが使われているかはみな知っていると思いますし、法的代理人を通してでも元の曲の作曲者に使用許可を取るのが普通だとわかっています」と、カミラのチームが自身の楽曲の盗作だとは主張しなかった。
この件についてカミラ側からのコメントなどは出ていない。