「ハイスクール・ミュージカル」などで知られる人気女優のヴァネッサ・ハジェンズ(31)が、ヌード写真流出の過去を振り返りその時の心境を明かした。
さかのぼること2007年、ヴァネッサ・ハジェンズがまだ18歳だった時、プライベート用に自撮りしたヌード写真がインターネット上に流出し、世界中に流れてしまうという事件が起きた。当時ヴァネッサはディズニーチェンネルの若手スターとしてブレイクしていた時期だったので、そんなヴァネッサのヌード写真流出に世間は衝撃を受けた。
当時ヴァネッサは声明で「私のことを信じて応援してくれているファンのみんなに謝罪したいです。私はこの状況に恥じらいを感じ、そしてそんな写真を撮ってしまったことに後悔しています。私をサポートしてくれている家族と友人たちに感謝します」とコメントしていた。
そんなヴァネッサが「Cosmopolitan UK」のインタビューで、約13年前の当時の心境を明かした。インタビューでヴァネッサは「あれは私にとって本当にトラウマになるような出来事だった。人々が世界と個人的な何かをシェアできてしまう権利があることは本当にめちゃくちゃサイアクよ」「女優として、自分自身のプライバシーを完全になくしてしまうことは本当に悲しいこと。そうならないようにすべきではあるけど、残念なことに十分な人数の人が興味を持っていたら、彼らはできるかぎりの(ハッキングのような)ことをしようとしてしまうの。でも人々はやりすぎて、最終的にパーソナルなものを漏らしてしまうのよ」と、一部の過剰な人々により、プライバシーが失われてしまうことの悲しさを語った。
また近年さらにそういった流出が増えている件について「それはスクリーン上でのお気に入りの女優を見る時、つながることができていないと感じるからだと思うの。家のTVで彼女たちのことを見て、そしていつでも見たいときに彼女たちのことを見ることができるから。尊敬にかけるようなことはネガティブだから言いたくないけど、そういったことがさらに彼女たちのことを知らなくても知っているように勘違いしてしまうと思うの」と明かした。
また、過去にショックを受けたヴァネッサだが、強さを持てるようになったようだ。「その時は『ノー、なんでそんなこと言うの?あなたおかしいわ』と言う人間だったけど、今はオーディションでも仕事でもどんな状況でも、居心地悪く感じたら自ら立ち去り、または私の不快な気持ちなりをその相手に伝えるわ」と明かした。もうそういった虐待には悲しむだけではなく、行動に移し立ち向かう強い姿勢でいるようだ。