人気俳優のブラッド・ピットが、米時間1月5日に米ロサンゼルスで開催された第77回ゴールデン・グローブ賞に出席。ブラッドは見事、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』で助演男優賞を受賞したのだが、その際にレオナルド・ディカプリオの名作『タイタニック』に関するジョークを言ったことが話題になっている。
This one's for Rick Dalton. Brad Pitt wins Best Supporting Actor, Motion Picture at The #GoldenGlobes. pic.twitter.com/0QK3TfomI1
— NBC Entertainment (@nbc) January 6, 2020
ブラッド・ピットはまず仲間やクエンティン・タランティーノに敬意を表したあと、「LCD(レオナルド・ディカプリオ)」と言及。レオナルドについてメッセージを送った。
レオナルド・ディカプリオと言えば、『レヴェナント:蘇えりし者』でゴールデン・グローブ賞主演男優賞を受賞、さらにアカデミー賞主演男優賞など数々の賞を受賞した。しかしその前は、名作の『タイタニック』をはじめ『J・エドガー』や『ジャンゴ 繋がれざる者』『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』『ブラッド・ダイヤモンド』など数々の作品でゴールデン・グローブ賞の主演男優賞などにノミネートされるものの、受賞を逃してきた。そのことに触れながらも「君がいなきゃ俺はここにいなかったよ」とブラッドは感謝の意を表した。
さらにレオナルドの名作映画『タイタニック』のワンシーンを交え「それでも、僕はまだいかだを分かち合っていただろう」と、ブラッドはジョークを言い放った。
映画『タイタニック』で、レオナルド演じるジャックが、ローズにいかだを譲って凍死してしまうのはとっても有名なシーン。映画のそのシーンとは真逆で、レオナルドとともに “いかだ(=受賞までの道のり)”を分かち合ったからこそ、受賞できたということを表現したかったようだ。それに対し、レオナルドは笑みを浮かべた(1:34ごろ)。