映画『ハスラーズ(原題:Hustlers) 』でジェニファー・ロペスが演じたキャラクター、ラモーナ・ヴェガの基になったとされる女性が、同映画のプロデューサーを訴えたようだ。
米サイトCINEMA BLENDによると、ラモーナ・ヴェガの基になったサマンサ・バーバッシュという女性は、映画が公開されたときに本作に対する嫌悪感を募らせていたそう。そして、ジェニファー・ロペスのプロダクションのほか、STXエンターテイメント、など映画に携わった数々の会社を訴えた。さらにバーバッシュは、映画『ハスラーズ』が彼女の肖像を悪用し、中傷していると主張した。
また、バーバッシュは「『ハスラー』のプロデューサーから、映画の極限な描写について同意し、そして権利放棄するように連絡があった」と主張している。彼女はその提案を拒否した上で「ラモーナは、子どもたちがいる自宅で違法物を使用し、製造するシーンがあった」と、名誉毀損で訴えた。
バーバッシュは、『ハスラーズ』に対する告訴で2000万ドルの補償的損害賠償と、2000万ドルの懲罰的損害賠償を求めている。ちなみに本作では彼女の名前は使用されておらず、「inspired by true story(実話から着想を得ている)」といった文言が出てくる。
映画『ハスラーズ』は、ジェニファー・ロペスが製作総指揮と主演を務めたクライムムービー。ジェニファーはストリッパー役を演じ、各所から「彼女の作品の中で最高の演技だ」と高評価を得ており、ゴールデン・グローブ賞では助演女優賞にノミネートされた。映画『ハスラーズ』の日本公開は2020年2月7日(金)。
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