人気歌手のビリー・アイリッシュ(18)が、人気スパイ映画「007」シリーズの最新作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の主題歌を担当することが明らかになった。LA Timesなどが伝えている。
ビリー・アイリッシュといえば、2019年3月にデビュー・アルバム「WHEN WE ALL FALL ASLEEP, WHERE DO WE GO?」をリリースし、楽曲「Bad Guy」は爆発的ヒット。今年の第62回グラミー賞では史上最年少で主要4部門にノミネートを果たしている。
ビリーはツイッターで、「007」のロゴの画像と、「ビリーは25作目となるジェームズ・ボンドの映画(『007』)のテーマを制作し、パフォーマンスすることになりました」と発表。
さらに「007」の公式アカウントもビリーの写真を添付し「『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の主題歌は、ビリー・アイリッシュによって披露されることとなりました。ビリーは兄のフィネアスと共に楽曲を作り、そしてジェームズ・ボンドのテーマソングとしては歴代最年少のアーティストとなります」と発表した。
Billie has written and will perform the theme song for the 25th James Bond film, #NoTimeToDie @007 pic.twitter.com/BrxqLM6ED6
— billie eilish (@billieeilish) January 14, 2020
The #NoTimeToDie title song will be performed by @billieeilish. Billie has written the song with her brother @finneas and is the youngest artist in history to write and record a James Bond theme song. pic.twitter.com/Qd5cYIRlmg
— James Bond (@007) January 14, 2020
この大抜擢に、ビリーは声明を出し、「この作品に関わることができるなんて、色んな意味でクレイジーに感じます。このような伝説的な映画シリーズのテーマソングを作ることができるなんて、大きな名誉です。ジェームズ・ボンドは、存在する中で最もクールな映画シリーズです。私は、まだうれしさのあまりショック状態です」と、興奮を語っている。
これまで「007」の主題歌といえば、『007 スカイフォール』(2012年)ではアデル、『007 死ぬのは奴らだ』(1973年)ではポール・マッカートニー&ウィングス、『007 ダイ・アナザー・デイ』(2002年)ではマドンナなど、名だたるアーティストたちが主題歌を担当してきている。いったいビリーの楽曲はどんなものになるのか、楽しみだ。
また、今作の「007」シリーズ最新作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』では、ダニエル・クレイグが5回目となるジェームズ・ボンド役をつとめ、物語は現役を退きジャマイカで過ごしていたボンドのもとを、CIA出身の旧友フェリックス・ライターが訪れることから話が展開されていくという。また悪役には、クイーンの伝記的映画『ボヘミアン・ラプソディ』にて主人公フレディ・マーキュリー役を演じアカデミー賞で最優秀主演男優賞を受賞した俳優のラミ・マレックが抜擢されていることでも話題だ。
『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は、2020年4月より全国ロードショー。