マーベル・シネマティック・ユニバース(以下、MCU)のトム・ホランド主演『スパイダーマン』シリーズ第3作目の撮影が、今年の夏からスタートする。
アイスランドを含むさまざまな場所で撮影がスタートすると報じられており、そこにはメインの「悪役がどのキャラクターになるのか」というヒントもあるようだ。
トム・ホランドが演じるピーター・パーカー(スパイダーマン)は2016年にMCUに参加。これまで2つの単独作品を公開してきたが、昨年、スパイダーマンがMCU離脱するという報道でファンを困惑させた。しかし、マーベルとソニーのあいだで新たな契約が結ばれ、離脱危機を回避。今回の単独映画の撮影にいたったようだ。内容についてはほとんど明かされていないが、米公開日は2021年の7月。
※ここからは『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』のネタバレが含まれます。↓
前作の『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』では、エンドロール後にデイリー・ビューグルのJ・ジョナ・ジェイムソンの姿があった。
サム・ライミ監督の『スパイダーマン』シリーズでJ・ジョナ・ジェイムソンを演じていたJ・K・シモンズが全く同じ役で登場しており、ファンにとっては少しの混乱と、そして大きな期待を抱いたエンドロールとなった。
彼の登場により、ピーターのアイデンティティが暴露され、スパイダーマンがミステリオを殺害したことを報道するのでは?と期待しているファンも少なくない。
そしてコミック版のスパイダーマンシリーズに登場する代表的なヴィランの一人「クレイヴン・ザ・ハンター」が、新作のメインの悪役になるのではないかと報道されている。その理由としては、アイスランドが撮影地に含まれていること。ピーター・パーカーがまた海外旅行することを暗示しており、ここがクレイヴン・ザ・ハンターとの戦いの地になるのでは?と推測されているようだ。
Kraven the Hunter for Spider-Man 3? Yes please pic.twitter.com/B8LLqC1RQb
— Aniq (@aniqrahman) January 16, 2020
ちなみにアイスランド以外にも、ジョージア州アトランタ、ニューヨーク、ロサンゼルス、カリフォルニアも撮影地に含まれているという。アトランタとニューヨークは『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』の撮影地でもあるため、アイスランドという地にファンたちは目をつけているようだ。クレイヴン・ザ・ハンターがメインの悪役になるかどうかはまだ不明。今後の報道に期待が高まるばかりだ。
ちなみに先日、スパイダーマンの宿敵として知られるモービウスを主人公としたマーベル最新作『モービウス』の予告編が、世界一斉公開された。ここでは『スパイダーマン:ホームカミング』に登場したバルチャー(マイケル・キートン)の姿が映し出されている。