現地時間1月19日(日曜日)に、 第26回SAGアワード(全米映画俳優組合賞)の授賞式が発表され、ブラッド・ピットが『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』で見事助演男優賞を受賞した。その時のスピーチが面白すぎると話題になっている。
トロフィーを手にしたブラッド・ピットは、登壇するやいなや「これはティンダーのプロフィールに追加しなきゃ」と、自分のシングルライフをネタにしながら、有名デーティングアプリ「ティンダー(Tinder)」を交えてジョークを放った。すると会場からは笑いが起こり、アダム・ドライバー(『マリッジストーリー』)などが笑っている様子が伺える。
さらにブラッド・ピットは共演したレオナルド・ディカプリオとマーゴット・ロビーに感謝の意を表した。続けて「あとマーゴットの脚、ダコタ・ファニングの脚にも感謝したい」と、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』の出演者たちの脚にまで感謝しはじめたのだ。これにはマーゴットも大爆笑。
さらにブラッドは「タランティーノはTSA(運輸保安庁)よりも多くの女性の靴を脱がしてきたよ」とジョークを続けた。動画には、ブラッドの軽快なジョークに爆笑するメリル・ストリープの姿もあった。
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』は、『ローズマリーの赤ちゃん』や『反撥』などを監督した鬼才ロマン・ポランスキー監督の妻で、駆け出しの女優であり、当時身重だった女優シャロン・テートがハリウッドの自宅で惨殺されるという、今もなおハリウッドに暗い影を落とす実際に起きたショッキングなこの事件をモチーフに描かれている。
第77回ゴールデングローブ賞にて作品賞(コメディ/ミュージカル部門)、助演男優賞(ブラッド・ピット)、脚本賞(クエンティン・タランティーノ)と最多3冠に輝き、ますます注目を高めている。