2020年始めに高位王族から引退すると発言し、世界中を驚かせた英ヘンリー王子とメーガン妃(メーガン・マークル)。2人の王室離脱ストーリーにネットフリックスが興味を示しているようだ。
王族引退の意思を語るヘンリー王子
ヘンリー王子とメーガン妃は現地時間1月8日、「シニアロイヤル」と呼ばれる高位王室から辞退し、財政的にも自立していくこと公表。
New York Postによると、ストリーミングサービス「ネットフリックス」のCCO(チーフ・コンテンツ・オフィサー)であるテッド・サランドスはヘンリー王子とメーガン妃の引退騒動に関し「興味がない人なんていますか?もちろん興味あります」と、今後コンテンツにすることに興味があると断言。現段階では詳しいことは決まっていないようだが、今後ネットフリックスで2人の映画、ドラマ、またドキュメンタリーなどが見られる日が来るかもしれない。
ヘンリーとメーガン妃は、一家でイギリスとカナダを行き来する生活をスタートさせることも発表。メーガン妃こと、メーガン・マークルは元女優で、人気ドラマ「SUITS/スーツ」の撮影のためカナダに長年住んでいた過去があり、ヘンリー王子ともカナダでデートを重ねていたよう。そのため思い出のあるカナダの生活が恋しくなったのではと報道されている。
メーガン妃は息子アーチーとヘンリー王子とともに、去年のクリスマスをカナダで過ごしたことが明らかになり、英国王室ほか英国民との間に深い溝ができてしまったことでも話題になった。当初ヘンリー王子一家は、メーガン妃の出身地であるカリフォルニアでクリスマスを過ごすはずだったが、カナダに滞在することが明らかに。さらに生後7カ月のアーチーくんを連れて長期休暇を取りイギリスではなくカナダで過ごしたことから、エリザベス女王を落胆させてしまったのではないかと報道された。
この引退発表から5日後の13日、エリザベス女王は王室の別邸サンドリンガムにチャールズ皇太子、ウィリアム王子、そしてヘンリー王子を招いて、ロイヤル・サミット(家族会議)を開催。その結果エリザベス女王は「ヘンリー王子夫妻が、これまで国のために尽くしてくれたことに感謝する。これからは、幸せで平和な生活を送ることを望む」と声明を出し、ヘンリー王子夫妻が王族を引退することを認めた。