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デミ・ロヴァート、薬物過剰摂取を乗り越え涙の完全復帰! グラミー賞授賞式で感動の歌声披露[動画あり]

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デミ・ロヴァート

2年前に薬物過剰摂取で意識不明となったデミ・ロヴァート(27)。その後は治療や回復に集中していた彼女だが、今回のグラミー賞授賞式で久々のパフォーマンスを見せた。

デミ・ロヴァート「Anyone」

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日本時間1月27日朝、世界最大の音楽の祭典である「第62回グラミー賞授賞式」が開催。今回のパフォーマーにはエアロスミス&RUN DMC、ビリー・アイリッシュ、リゾ、グウェン・ステファニー&ブレイク・シェルトン、アリアナ・グランデなどなど、超豪華アーティストが集結した。

そんな中注目を集めたのが、2018年7月に薬物過剰摂取で意識不明になり緊急搬送されたデミ・ロヴァート。彼女はこの一件以来、あまり公の場に姿を見せていなかったのだが、グラミー賞という大舞台に出演が決定。見事に新曲「Anyone」のパフォーマンスを披露した。

デミはパフォーマンスの冒頭から涙があふれ、歌いだしをやり直しする場面も。会場から応援の声が沸き上がった。今回デミが歌った「Anyone」の歌詞は「祈っても誰も聞いてくれない」「私の声は誰も聞いていない」「誰か・・・神よ、どうか誰かを私に送ってください」などといったもので、絶望から救ってほしいといったエモーショナルな内容となっている。その後は震えながらも圧巻の歌唱力で力強く歌い上げたデミに対し、会場のスタンディングオベーションはしばらく止まらなかった。

最後のスタンディングオベーション

実はこの曲、デミが2018年に薬物過剰摂取で倒れる数日前に書いた曲なのだという。デミはグラミー賞でのパフォーマンス前、インタビューにて「今は『当時この曲を聴いた周りの人はなんで彼女(過去の自分)を助けなかったの?』って思うよ。自分でも、このときに戻って自分を助けてあげたらなと思う」と、当時はかなり追い込まれていた状況であったと告白している。

見事に復活した姿を世界に見せたデミ。彼女は日本時間2月3日に開催されるナショナル・フットボール・リーグ(NFL)の優勝決定戦「第54回スーパーボウル」にて国歌斉唱を務めることも決定している。パワーアップしたデミの今後の活躍から目が離せなさそうだ。

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