MUSIC/ARTISTSNEWS

グラミー賞司会のアリシア・キーズ、当日亡くなったコービー・ブライアントに急遽アカペラで追悼 ボーイズIIメンと感動のハーモニー[動画あり]

MUSIC/ARTISTS
アリシア・キーズ(左)、コービー・ブライアント

日本時間1月27日に米ロサンゼルスで開催されたグラミー賞授賞式にて、司会を務めた歌手アリシア・キーズが、当日事故で亡くなったコービー・ブライアントへ急遽追悼ソングを歌った。

アリシア・キーズ&Boyz Ⅱ Men「It’s so hard to say goodbye to yesterday」

元NBAのスーパースター選手として知られているコービー・ブライアントは日本時間1月27日、乗っていたヘリコプターが墜落し、41歳という若さで亡くなったことがわかった。そこにはコービーの娘のジアナさん(13)も搭乗しており、死亡が確認された。

バスケットボール界のレジェンドの突然の死に、ハリウッドも動揺。そんな中、同じ1月26日に米ロサンゼルスにあるステイプルズ・センターにて「第62回グラミー賞授賞式」が開催。奇しくもこのステイプルズ・センターはコービーが20年所属していたNBAチーム、ロサンゼルス・レイカーズの本拠地なのだ。

今年の司会者アリシア・キーズはステージに上がるなり「正直言って今、私たちは大きな悲しみに包まれています。ショーをこのような形で始めなくてはいけないなんて全く思いませんでした」と、悲し気な表情で語り始めた。

続けて「私たちはコービー・ブライアントが作ったこの会場に、心が折れながら立っています」と話したアリシア。彼女は「私たちの気持ちを少しでも表現したいと思います」と言うと、Boyz Ⅱ Menのメンバーとともに「It’s so hard to say goodbye to yesterday」をアカペラで急遽披露した。

コービーがヘリコプター事故に遭い亡くなったのはグラミー賞の数時間前であったことから、このアリシアとBoyz Ⅱ Menのアカペラは急きょモノグラムに組み込まれたものであることが予想される。彼女の才能と温かいコメントは世間を感動させた。

アリシア・キーズは同日、この他にも自身の楽曲「Underdog」をパフォーマンスしたり、歌手ルイス・キャパルディ「Someone You Loved」の替え歌を作りグラミー賞授賞式出演者たちをいじるなど、計り知れない才能を見せた。

ピアノを弾きながらスピーチ&替え歌を歌うアリシア

- YouTube
YouTube でお気に入りの動画や音楽を楽しみ、オリジナルのコンテンツをアップロードして友だちや家族、世界中の人たちと共有しましょう。
tvgrooveをフォロー!