第62回グラミー賞で見事5冠を達成した人気歌手のビリー・アイリッシュ(18)が、自身のモノマネをして危険な状況を起こしているYouTuberたちに注意喚起した。
実は、あるYouTuberたちがビデオを作るために、ビリーになりきって話題を作ろうと、ビリー・アイリッシュそっくりのファッションにサングラス、そしてボディーガードをつけ街に繰り出し、騒ぎを起こすというオモシロ動画を撮影していたのだ。
このなりすまし事件に対して、ビリーはインスタグラムのストーリーで、「お願いだから、こんなありえないことをするのはやめてくれないかしら。これは、あなたにとっても危険だし、他のなにも事情知らない人にとっても失礼なことだわ…私のイメージを台無しにしてるだけよ」と注意喚起を呼び掛けた。
さらにビリーはそれを証明するために、いくつかのなりすましビデオのスクリーンショットもストーリーでシェアした。そのビデオは「ぼくの彼女がビリー・アイリッシュになりきったら…ファンが殺到、ショッピングモールは一時閉鎖に」といったようなタイトルのものだ。
またビリーは、そのなりすましのファッションにもお怒りモード。「しかも、こんなものを履いている私になりすますなんて、ほんっとうに失礼でしかないわ!」というコメントを靴下のクローズアップした写真とともにシェア。たしかにファッションアイコンであるビリーの服装でこのセンスのなさはダメだ。
Billie Eilish is asking YouTubers to stop causing chaos by pretending to be her.
“also so disrespectful that you’d go out pretending to be me wearing THIS 😂😂” pic.twitter.com/7NgzSfU2Tw
— Chicks in the Office (@ChicksInTheOff) January 30, 2020
ビリーに名指しされたビデオの作製者であるジョーダン・マターは、問題のなりすましビデオと関連動画を削除することとなった。そのあと、「やあみんな。きみたちはぼくの撮影したビデオにコメントをしてくれているし、それに対して答えようと思う。ぼくはたくさん人を集めて最後にビリーじゃないと明かしたんだけど、ビリーに対して無礼な行為をしようとしたわけではまったくないんだ」と、反省コメント。彼はインスタグラムで「自分はみんなと同じで、ビリーの大ファンなんだ」ともシェアした。
またジョーダンは「ぼくは今までセレブのなりすましビデオを撮ったことは一度もないし、なりすまし動画はYouTubeで流行りだから、これはおもしろいものになるなと思って作ったんだよ。見てわかるとおり、ビデオではビリーに実際になりきれてないし、なりすましビデオは危なくないものだと思っていたんだ。ぼくのしたことが大きな間違いだったのは認める」とコメントした。しかし、ジョーダンは、いまだになりすましの人物がアクロバットをする写真をポストをしている。