MUSIC/ARTISTSNEWS

エミネムが珍しく公の場に登場! ラッパーの50セントのあるお祝いのため、愛がこもったスピーチを披露[写真あり]

MUSIC/ARTISTS
50セントと、エミネム

人気ラッパーのエミネムが、珍しく公の場に登場したことが話題となっている。E!Newsなどが伝えている。

【動画】Eminem Praises 50 Cent’s Hustle At Hollywood Walk Of Fame Honor

米時間1月30日(木)、ラッパーの50セントが、ハリウッドのウォーク・オブ・フェイムのスターに名前が刻まれることとなった。そしてそのセレモニーには、珍しくあのエミネムがサプライズでお祝いに駆け付けたのだ。エミネム登場に拍手喝采。エミネムはヒゲを生やし、黒いジャケットに黒いキャップをかぶっている。

エミネムは表彰台で、今回スターに名前を刻まれた50セントとラッパーの仲間たちに敬意を払った。50セントはもともとエミネムのレーベルに加入しないかと声をかけられ、エミネムの設立したレコード会社「シェイディー・レコード」に2002年に加入したことから関係が始まり、ふたりの歴史は長いのだ。

2002年のことは、ほとんど記憶に残っていないが、50セントに初めて会ったときのことだけはハッキリと覚えているんだ。彼が部屋に一歩踏み入れたときにぼくが最初に感じたのは、彼の存在感だよ。自然と、彼がスターになるのが感じ取れたね。彼の生き方、そして自信に満ちたラッパーとして、すべてが物語っているんだ。うまく例えるとしたら、彼がフルセットのパッケージのような感じだよ。オレにとって一番クレイジーに感じるのは、彼のカリスマ性、人間性が彼の洗練された音楽にマッチしているのと、ファーストアルバムは王道なものを作ったことさ。はじめて50セントと会う機会があったときは、本当に気持ちが高ぶったせいでオレは彼の全曲をラップしはじめちゃってさ、彼に話すスキを与えてなかったな。オレは自分がどれだけ50セントのことが気に入ったのか見せつけようとしていたのかもしれないかな。でも、今思うと少しやりすぎだったかもしれないな。

エミネムは50セントと初めて会ったときの思い出話や、彼の才能のすごさ、そして愛を語った。それに加えてエミネムは、彼の友達でプロデューサーのドクター・ドレが50セントからどれだけ感銘を受けていたのかについても話した。

いま自分の目の前に座っているアイツ、道を挟んだ先に座っているアイツが、自分となにかが違うのは分かっていたんだ。なんて言ったらいいのか、自分でもわかんないな、何かが、なにか特別な力が引き寄せてきて、オレとドレはそれに気づいていたんだ…これがオレたちに通用するなら、世界中でももちろん通用するってことをね。オレらの勘を信じたのは大正解だったさ。世界中で、ベストフレンドのうちのひとりだよ。

さらに50セントが過去にケンカの売り買いをした、テレビ番組の「Vanderpump Rules」のスターであるララ・ケント、2003年に50セントと交際していた女優のヴィヴィカ・A・フォックス、ラッパーのジャ・ルールや同じくラッパーのリック・ロス、最近エミネムに挑戦したことで有名なニック・キャノンなどについてもエミネムは語った。

彼の敵になるより、友達になったほうが何倍もおもしろいのは間違いない。だってコイツはありえないほど容赦なくて、止まらないやつなんだ。そのうえ、ラップバトルでもコイツは本気で容赦ないやつで、ビジネスでも同じことが言えるよ。彼はアーティストでもあり、起業家でもあり、役者、ディレクター、そしてプロデューサーでもあって、流行にもすぐ敏感で、いろいろなものをつなぎ合わせるのも得意なんだ。ほんとうに彼はほとんど何でも自分でやってこなせてしまうし、オレが人生でつらい場面に立ち向かったときにも必ずそばにいて力になってくれた、最高のやつなんだ。

tvgrooveをフォロー!