『アクアマン』で知られる女優のアンバー・ハードが2016年に、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズの俳優、ジョニー・デップに対して離婚を申請したことから始まった二人の泥沼裁判。ここに来て、ジョニー・デップ側から新たな音声が公開された。
公開された音声↓
Finally justice, he’s a special person and strong, he deserves it, he deserves everything good life can give🌹♥️ #JusticeForJohnnyDepp pic.twitter.com/ylTN0KMMEh
— eriolajeshilii (@eriolajeshilii) February 2, 2020
公開された音声では、ジョニーが「君を愛している。君とは離れたくない。ただ平和な時間がほしいんだ。でも身体的なことはもうやめて。じゃないと別々に暮らさなくてはならなくなる」と冷静にアンバーに伝えている。そしてアンバーも「身体的暴力をやめるのには賛成よ、でも結婚生活に距離をおくの?」と会話を繰り広げている。今回公開されたこの会話からは、これまでアンバーが主張してきた、ジョニーの一方的な暴力だけが真実ではなく、お互いが違うタイミングで攻撃していたのではないかと予想される。さらにジョニーは「エスカレートすると、お互いを殺しかねない」とも発言している。
これを聞いたジョニー・デップのファンたちは、ジョニーの冷静で思いやりのある音声から、ジョニーを「真の被害者」とし「#JusticeForJohnnyDepp」というハッシュタグを作成。ジョニー・デップを援護するハッシュタグだという。
現在、ジョニー・デップがアンバー・ハードに対し名誉毀損で訴えている最中だが、その訴訟の中でジョニーのアザの写真、そして他の人が証言した虐待の証拠などを提供した。しかし、アンバーも家庭内で虐待されたと主張。お互いが真っ向勝負をする中、さらにジョニーは『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズから解雇されたと直接主張した。
この『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズの解雇は、直接アンバーとの離婚が関わっているのかどうかは定かではないが、影響はかなりあったようだ。そのため、ジョニーのファンは大激怒。さらに、今回公開された音声でジョニーの発言に信憑性が高まり、ファンたちはついに動き出したと推測できる。
ジョニーとアンバーは『ラム・ダイアリー』で共演後、熱愛が発覚し2015年2月に結婚。しかし翌年の2016年にアンバーが離婚を申請し、さらにはジョニーからDVを受けていたことを主張。その後ジョニーがアンバーに和解金約700万ドルを支払うことで合意に達したが、その後、ジョニーがアンバーを訴えていた。二人の泥沼裁判は、二人の結婚生活よりも長くなってしまっている。