日本公開日が4月17日（金）に決定している実写版『ムーラン』。2月3日に開催されたフットボールNFL決勝戦「スーパーボウル」放送の合間に、その最終予告編が公開された。
『ムーラン』最終予告編
主人公ムーランは、愛する父の身代わりとなり、男性と偽って兵士として国の運命をかけた戦いに立ち向かっていく勇敢な女性。そんなムーランを演じるのは、大抜擢となったアジアンビューティーのリウ・イーフェイだ。
今回の予告編では、これまでに公開されていたシーンに加えムーランが兵士としての特訓を受ける場面などが見られる。また終盤では敵との対戦シーンがこれまでよりも長くうつっており、映画のスケールの大きさがうかがえる。
主演のリウ・イーフェイは透明感がありながらも強さを兼ね備えた容姿が印象的で、まさにムーランを体現しているかのような女優だ。
そして脇を固めるのが、コン・リー、ジェット・リー、ドニー・イェンと世界で活躍し、アクションにも定評がある実力派俳優陣が揃った。そして、本作の監督を務めるのはニュージーランド出身の女性監督ニキ・カーロ。女性主人公のストーリーを女性監督がどのように完成させたのか注目が集まる。
またアニメ版では、ムーシューという赤いドラゴンのキャラクターが登場する。彼はムーランの守護竜でお調子者な性格が特徴的で、まさに彼女の相棒的存在なのだが、実写版には残念ながら登場しない。
Digital Spyによると、同作のニキ・カーロ監督は「ムーシューというキャラクターはかけがえのないもの。ご存知のようにアニメーション化されたクラシック作品でのみ、それが成り立つのです」と理由を話している。
