先週末に行われた、アメリカン・フットボールの優勝決定戦「スーパーボウル」のハーフタイムショーで、シャキーラ(43)とともにダブルヘッドライナーを務めたジェニファー・ロペス(50)が、本番直前の舞台裏映像を公開。さらにショーに込めた想いを書きつづった。
全世界から約1億人がその勝利の行方を見守る、アメリカン・フットボールの優勝決定戦「スーパーボウル」。今年は先週日曜、カンザスシティ・チーフスとサンフランシスコ・フォーティーナイナーズが運命の試合を行った。このイベントの見どころは試合だけではない。ハーフタイムに披露される豪華アーティストのパフォーマンスも毎年大きな話題となるのだ。
今年の出演者は、世界的アーティストであるジェニファー・ロペスとシャキーラ。一部から「全世界へ放送するにはきわどい演出だったのではないか」という声が上がったものの、多くから絶賛されるパフォーマンスであった。ステージでは多くのダンサー、ミュージシャン、コーラスシンガーを伴って行われ、イルミネーションや花火がステージを彩った。
ジェニファー・ロペスはその後、インスタグラムに本番直前の舞台裏の動画を投稿した。動画ではステージに登場した娘エメちゃんとジェニファーが、大勢のスタッフやダンサーたちと共に一緒にステージに向かっている。そして円陣を組み、気合いを入れ、ステージに上がるジェニファーの姿はまさに世界のスターである貫禄を感じる。
また、ジェニファーはパフォーマンスに込めた想いを以下のようにつづった。「私が伝えたいのはね、一緒にステージに上がった女の子達や、世界中の人たちみんなに、自分に誇りと自信を持って声を上げてほしいってこと。私たちが一つになれば、この美しい国はさらに素晴らしくなるということに、気付いてほしいの」と、美しいメッセージを書きつづった。
さらにジェニファーが「Let’s Get Loud」を披露した際、エメちゃん含む合唱団が、“檻”のようなセットの中で歌っている姿が映し出された。これにネットでは「プエルトリコ系アメリカ人であるジェニファーは、現在問題となっている、移民収容施設に収容されている不法移民の子供たちを表現しているのではないか」と話題になった。ジェニファーが書きつづったメッセージには、この意味ももしかしたら含まれているのかもしれない…。