人気歌手のセレーナ・ゴメス(27)がインスタグラムはじめSNSの恐ろしさについて語った。
セレーナ・ゴメスといえば、現在インスタグラムのフォロワー数が1億6700万人という驚異の数を誇り、過去には世界一フォロワー数の多い人となり、「インスタ女王」と呼ばれていた。しかしセレーナは度々インスタグラムやSNSでのアンチコメントや、華やかさで修正や加工が施された写真ばかりに嫌気がさし、時折「SNSデトックス」として、SNSから離れることがあり、インタビューで「自分のスマホからインスタグラムのアプリを消して、投稿したいときは友達のスマホを借りている」とまで明かしていた。
そんなセレーナが、改めて、インスタグラムが今の世代に与える影響について語った。
先日、雑誌「DAZED」の表紙を飾ったセレーナ。同誌ではバッド・バニー、ペトラ・コリンズ、エル・ファニングといった著名人や、ファンたちからのQ&Aに応じた。
写真家のブリアナ・カポツィは「今日ボタンを押すことができるとしたら、インスタグラムを永遠に無くしたいですか?」と質問。これにセレーナは「イエス」と回答。
さらにセレーナは「もし私がイエスって答えたらみんな『いいね』してくれなくなっちゃうかもね(笑)。私がもしインスタグラムでバランスや幸せを見つけられたらそれはいいことだけど、私たちの世代、そして彼らのアイデンティティを破壊していないと言ったらそれはウソになるわ」と、インスタグラムの与える悪影響について明かした。
続けてセレーナは「私が新アルバムに『レア(Rare)』と名付けた大きな理由がそこなの。だってみんなと同じように見られようとするのってものすごいプレッシャーだから。インスタグラムを始めた最初の4日間は恐ろしかったわ。『だめ、私にはできない』ってなったけど、今は必要な時だけやって、時間を使って何か検索したり、他の人のことを見たりはしていないの」
またセレーナは、オンライン上に書かれているものは読まず、大切なものを失わないようにしているとも明かした。「私は何も読んでいないわね。ひとつも読まない。それって結構大変なことだったわ。私は長い間すべてのことを読むのに慣れていたから。でももう読まないの。『レア』がいいレビューをもらっていると知った時、それに感謝したけどそこに注意は払えない。不安になり始めたら、心が空っぽに感じてしまうからね。たまに何も知らない方がよっぽどよかったりするから」と明かした。