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アカデミー賞の追悼コーナーでルーク・ペリーとキャメロン・ボイスが取り上げられずファンはショック! そのワケをアカデミーが明かす

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ルーク・ペリーと、キャメロン・ボイス

米時間2月9日(日)、米ロサンゼルスにて、映画の祭典「第92回アカデミー賞授賞式」が開催。その追悼コーナーで、去年亡くなったルーク・ペリーキャメロン・ボイスが、画面に出なかったことにファンたちは不満を感じているようだ。

アカデミー賞の亡くなった方々を追悼する「In Memoriam」のコーナーにて見事なパフォーマンスし、プレゼンターまで務めたのは、今年のグラミー賞を席巻したアーティスト、ビリー・アイリッシュだった。しめやかな雰囲気の中で披露されたのはザ・ビートルズの「イエスタデイ」だ。パフォーマンス中ビジョンには、俳優だけでなく脚本家や制作スタッフ等、その年に亡くなった故人を偲び、それぞれの名前が映し出された。

しかしその名前の中に、今回アカデミー賞作品賞にノミネートしていた『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』にも出演していながら、昨年2月に脳卒中で亡くなった俳優のルーク・ペリーと、ディズニー・チャンネルなどへの出演で人気を博しながら、若干20歳という若さで昨年7月に亡くなったキャメロン・ボイスの2名が含まれていなかった。

映画界でも大きな功績を残した2人の偉人の名が取り上げられなかったことで、ファン達の混乱を招き、アカデミー賞授賞式の主催者側には多くの批判が集まった。

これを受け翌日朝、主催者は今回2人の名前が発表されなかった経緯について以下のように説明した。

「我々は毎年、映画に携わり亡くなった自分の愛する人や同僚をこの『In Memoriam』のコーナーで取り上げてほしいというリクエストを何百と受け取ります。選考委員会は各分野からコーナーで取り上げる方々を募ってリストを作り選考を行いますが、テレビ中継を行っている以上、コーナーにも時間に限りがあるのです。今回授賞式内では取り上げられなかった方々は公式サイト『Oscar.com』内ですべて紹介しています。ルーク・ペリーとキャメロン・ボイスも公式サイトでは名前をご覧いただけます」

この発表があってもファンたちの不満はまだ収まらない様子だ…。

また今回の「In Memoriam」のコーナーでは、先月ヘリコプター墜落事故で亡くなったコービー・ブライアントが大きく取り上げられていた。

プロバスケットボール選手としてロサンゼルス・レイカーズで活躍したコービー・ブライアント。コーナーでは写真とともに、「人生は短いんだ。落ち込んだり、つまずいたりしている暇はない。動き続けないと。先に進み続けないと」というコメントが添えられていた。

コービー氏は2018年、映画『Dear Basketball』がベストショートアニメーション部門でアカデミー賞を受賞した際ステージに上がり、「バスケットボール選手なんだから、黙ってドリブルしてろって感じなんだろうけど…ほんのすこしでも、それ以外のことで貢献できたならうとても嬉しいよ」とスピーチしていた。

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