人気ボーイズグループ「ワン・ダイレクション(1D)」の元メンバーで、ソロアーティストとして活躍しているゼイン・マリク。めったにSNSを更新しないゼインが、ファンたちのある活動に反応したようだ。
2015年に脱退したあと、現在はソロとして活躍している彼だが、2018年以降アルバムを発売するというニュースは聞こえてこない。そんな彼の活動に対し、最近になってファン達がツイッターであるアクションを起こしているというのだ。
それが「 #freezayn(ゼインを解放して)」キャンペーンだ。ゼイン自身が、現在所属しているレコード会社に不満を抱いているのではないかと考えファン達が立ち上げたハッシュタグキャンペーンである。発生源は不明であるものの、過去24時間でトレンド上位に上がるなど、話題になっていることは確かだ。
2018年、これまでのシングルを集めた集大成ともいえるアルバム「Icarus Falls」をリリースしたゼインだが、ファン達はそのプロモーション活動が不十分であったために、ランキングで1位になれなかったのではないかとして抗議しているのだ。
つい先日、ファンサイトはこのようなツイートをしている。「ゼインのファン達は今、楽曲リリースに関連した一連の騒動に関して、#FREEZAYNをトレンドにし、ゼインの力になれるようにと活動しています」「関係者によると、ゼインのレコード会社RCAはかつて、ゼインの同意なしに彼のレコーディング音源をプロデューサーに送り、勝手にリミックス版をリリースしようとしたとのことです」と伝えている。
.@zaynmalik fans are trying to trend #FREEZAYN following a massive mishap with issuing consent of a song release. Sources are reporting RCA has sent Malik’s vocals to producers in the past without his knowledge and tried to release a remix without the singer’s consent
— chart data (@zayndata1) February 12, 2020
#FREEZAYN zayn malik's label, RCA and the higher up aka SONY have been continuously sabotaging zayn. first, they didn't even send physical copies of his sophomore album to stores and now, we just found out they have sending zayn's vocals to other artists without his consent. pic.twitter.com/lsP3i6Kj2t
— saachı° (@befourksj) February 12, 2020
今のところ、ゼイン本人はこの情報の真偽についてコメントしていない。しかしファンがこのような活動を行っていることは承知しているようで、以下のようにツイートした。
「やあみんな!こういう活動をしていることを教えてくれてありがとう!今のところ、誰かとコラボレーションしたりする予定はないけれど、何かあれば必ずこの場で発表するよ。一番最初に発表するのはファンである君たちに対してだって、わかってるだろう?愛をこめて」
Yo! thank you so much for letting me know about this.
I do not have any new collaborations coming so please just keep checking here for any news. You know you will always be the first to know. Spread the word … 🤘🏽big love— zayn (@zaynmalik) February 12, 2020
ゼインが現在のレコード会社RCAとの契約書にサインしたのは2015年のこと。「ワン・ダイレクション」から脱退したわずか4カ月後、「本物の音楽をつくりたい」と契約を発表した。しかし2018年11月、ゼインがニューアルバムの発売日についてレコード会社と同意することができなかったとして、対立が起こっていた。
ファンとしては、できるだけ早くゼインの新曲が聴けることを願うばかりである。