ディズニー映画『奇跡のチェックメイト クイーン・オブ・カトゥエ』(2016年)に出演したウガンダ出身の女優ニキータ・パール・ハリグワが、15歳という若さで亡くなった。BBCやウガンダのメディアなどが報じている。
「奇跡のチェックメイト -クイーン・オブ・カトゥエ-」予告編
『奇跡のチェックメイト クイーン・オブ・カトゥエ』は、ウガンダのスラム街カトゥエで生まれた主人公フィオナが、チェスの驚異的才能を開花させ成功していくといった実話に基づいたストーリー。同作でニキータ・パール・ハリグワは、フィオナにチェスのルールを教える友人グロリア役として出演した。フィオナの母親役としてルピタ・ニョンゴ、コーチ役としてデヴィッド・オイェロウォも出演している。
ニキータは2016年に脳腫瘍と診断された。ニキータに最適な治療を受けさせるため、同作のミラ・ナーイル監督はクラウドファンディングで資金を集め、彼女がインドで治療を受けることを可能にした。そのかいもあり2017年に一度脳腫瘍は治ったのだが、2019年に別の脳腫瘍が発見。闘病の末、2月15日に死去した。
ニキータは生前、ウガンダにあるガヤザ高校に在学中であったといい、彼女の死後に同校は「多くの人から愛されたあなたが、こんな若さで脳腫瘍で逝ってしまうなんて。安らかに」と追悼のツイートをしている。
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