ベテランアーティストのエルトン・ジョンが、体調不良のため開催中のコンサートを中断。自身の口からマイコプラズマ肺炎を患っていることを告白した。
現在、自身最後となるフェアウェル・ツアー「Farewell Yellow Brick Road」で世界を回っているエルトン・ジョン。2月15日はニュージーランドのオークランドで、コンサートを開催した。
往年の名曲を次々と披露していたエルトンだが、段々と様態が悪化。最後にはピアノから立つこともできなくなり、コンサートを中断せざるを得ない状態となった。ステージを降りる際、彼は涙を流し、最後まで悔しそうな表情を浮かべた。そんな彼にファンはスタンディングオベーションと、拍手喝采を送り応援した。
Elton John is apologizing to fans after he was forced to cut short a performance in New Zealand due to walking pneumonia and had to be assisted off stage. https://t.co/WGO8Syx3gZ pic.twitter.com/ODUuTqz1LS
— ABC News (@ABC) February 16, 2020
エルトンはその後、肺炎を患っていることをツイッターにて告白。「今夜、オークランドで開催したElton Farewell ツアーに来てくれたみんなに感謝します。私は今日、マイコプラズマ肺炎だと診断されました。でも可能な限り最高のショーをしようと決めていました」と、コンサート前にマイコプラズマ肺炎と診断されたと綴ったエルトン。続けて「もうこれ以上歌えなくなるまで、全力で歌い演奏しました。でも自分にガッカリしているし、深く怒っているし、申し訳なく思っています」と、ファンに謝罪した。
マイコプラズマ肺炎とは肺炎の一種で、発熱や頭痛を伴った気分不快が3-4日間続くことが多いという。その間に咳や痰が激しくなり、痰に血液が混ざることもある。発熱などがおさまっても咳は残り、4週間前後長引くこともあるという。
エルトン謝罪に対しファンは「あなたの健康が一番だよ!早く良くなってね」「あなたはレジェンド。永遠に感謝しています」などと励ましのコメントを寄せている。