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『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』、新型コロナウイルスの影響により中国のプレミアをキャンセル

『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』 FILMS/TV SERIES
『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』

全世界待望の「007」シリーズ25作目で、前作『007 スペクター』から実に5年ぶり最新作となる『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』。本作の中国のプレミアが、新型コロナウイルスの影響によりキャンセルになった。

『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』予告編

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米Deadlineによると、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』のプレスツアーは、北京で開催予定だったプレミアなどを含む中国での予定をキャンセル。原因は、やはり新型コロナウイルスの影響だという。

新型コロナウイルスの感染拡大が世界中に広がる中、「日本でも国内感染が(クルーズ船を含み)400人超」と海外でも報道されるなどしており、今後も世界的に感染が拡大していく見込みだ。

中国では、こういった映画などエンターテイメントイベントのほか、上海のディズニーリゾートが一時的に休業するなどしている。『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は、本年度グラミー賞®5部門を受賞したビリー・アイリッシュがボンド・シリーズの主題歌を手掛け歌うアーティストとしては史上最年少となり、さらにはに2019年に『ボヘミアン・ラプソディ』でアカデミー賞主演男優賞を受賞した実力派俳優ラミ・マレックが悪役として抜擢されたことが発表され大きな話題を呼んでいる。そんな注目が集まる中での中国でのプレスツアーキャンセル。これは、中国のエンターテイメント産業に大打撃を与えることだろう。

『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は、前作から引き続きジェームズ・ボンド役はダニエル・クレイグが務める。製作陣からは「007」シリーズを牽引してきたバーバラ・ブロッコリ、マイケル・G・ウィルソンらが参加。監督は新たに日系人で、ドラマ『ビースト・オブ・ノー・ネーション』のキャリー・フクナガが監督を務める。日本では、2020年4月10日(金)から全国公開される。

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