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セレーナ・ゴメス、アルバムタイトルはなぜ「Rare」にした? 彼女が込めた女性へのメッセージとは

セレーナ・ゴメス MUSIC/ARTISTS
セレーナ・ゴメス

人気歌手セレーナ・ゴメスが今年新アルバム「Rare」をリリースしたのだが、彼女はなぜ「Rare(貴重)」という単語をタイトルにしたのだろうか?

Selena Gomez – Rare(シングル)

セレーナ・ゴメスは今年1月10日に、約5年ぶりとなる待望のアルバム「Rare」をリリース。同作は元交際相手で歌手のジャスティン・ビーバーとの恋愛について書かれたシングル「Lose You To Love Me」「Look At Her Now」なども含まれており、大きく注目を集めた。その結果、リリース初週からナンバーワンを獲得するという大ヒットとなった。

そんなセレーナは米人気トーク番組「The Tonight Show」に出演。そこで新作「Rare」について「このアルバムに入っている全ての曲、歌詞に意味を持たせて、重みがあることが重要だった」と話した彼女。また、アルバムの中で彼女が気に入っている楽曲は「Vulnarable」であることも告白し、「この曲が、人間関係で悩んでメンタルヘルスに問題を抱えている人たちの“声”になったらいいなと思ってる」と話した。

また、アルバムタイトルについて話が及ぶと、セレーナは「女性って、成功するには“ある一定の見た目”になるようにプレッシャーをかけられていると思う。世間の女性たちの多くはそれに合わせようとして自分を傷つけている。『Rare』っていう言葉はこの“合わせる”っていう概念を取り除くためのものです。だって私達は他の人と同じ見た目になるべきじゃない」と明かした。人はみな個性的でそれぞれがレア(貴重、珍しい)存在であるといったメッセージを、セレーナはタイトルに込めたようだ。

「Rare」は過去の関係に別れを告げる作品、と以前インタビューで認めていたセレーナ。一方で元交際相手のジャスティン・ビーバーも2月14日に5年ぶりの新アルバム「Changes」をリリースし、プロモーションとして多くのインタビューに登場。先日はApple Musicの取材に対し、「僕は、過去の恋愛で傷ついていたんだと思う。前の恋愛はただ始まって、クレイジーになって、ワイルドになって・・・無謀な状態だった」と語ったジャスティン。名前こそ出してはいないが、セレーナのことについてだと推測され話題となった。

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