1月31日(金)に待望の日本公開を迎えた『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』で監督を務めたライアン・ジョンソンが、Apple製品のあることを暴露し、話題となっている。
『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』は『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』のライアン・ジョンソン監督が、アガサ・クリスティーに捧げて脚本を執筆したオリジナル作品。脚本に惚れ込んだ『007』シリーズのダニエル・クレイグ、『アベンジャーズ』シリーズのクリス・エヴァンスを筆頭に、オスカー俳優クリストファー・プラマー、アナ・デ・アルマス、ジェイミー・リー・カーティス、トニ・コレット、ドン・ジョンソン、マイケル・シャノンら豪華キャストが結集し、すでに続編の企画が進行中と発表されている話題作だ。
『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』予告編
そんな話題作である本作をはじめ、映画でなんと悪役はiPhoneなどのApple製品を使えないことになっていたとライアン・ジョンソンが明かした。「アップル社は映画でiPhoneを使わせてくれるよ。でも・・・悪者はiPhoneを使うことが出来ないんだ。これはミステリー映画では致命的だ」と語った。
さらにライアン・ジョンソンは、劇中でジェイミー・リー・カーティス演じるリンダ・ドライズデールがiPhoneを使っていることに対して「リンダ・ドライズデールを悪役というポジションから外した」と理由を説明した。Apple社がなぜ悪役にApple製品を持たせないのか、明確な理由は定かではない。しかし、続編を作る際に、この問題はライアンを再び悩ませるのかもしれない・・・。
『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』はダニエル・クレイグ演じる名探偵ブランは、謎の死を遂げた資産家ハーランの事件の捜査を進めるにつれて、第一容疑者となる家族たちの秘密や確執を暴いてゆくミステリー作品。マーベル・コミックのスーパーヒーロー、キャプテン・アメリカで人気を博すクリス・エヴァンスが、これまでのイメージを払拭し放蕩息子を怪演したことでも話題となっている。また第77回ゴールデン・グローブ賞にて3部門ノミネート、さらに、第92回アカデミー賞にて、ライアン・ジョンソン監督が脚本賞で初ノミネートを果たした。
脚本賞で初ノミネートを知ったときの監督のツイッター↓
That is a helluva list of writers, very honored & proud to be up there with them. Love & so much gratitude to my fellow writers in @TheAcademy. Mostly though this sums up my reaction: pic.twitter.com/0BGwiwwIjG
— Rian Johnson (@rianjohnson) January 13, 2020
「すごい脚本家たちがノミネートされた!その1人に選ばれたことが光栄だし、誇りに思う。アカデミー会員の脚本家たちに愛と、感謝の意を表したい。(gif画像をあげて)今はこの画像みたいに喜びたい気持ちです!」
『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』は絶賛公開中だ。