優れたテレビ番組を称えるアワード「エミー賞」が、来年度より、一部のルールを変更することを発表した。
エミー賞を主催する、米国テレビ芸術科学アカデミーは、2019年9月に開催予定の第71回より、一部のルールを変更することを発表。
新たにアカデミーは、テレビ映画部門ノミネートの対象を、「75分以上の作品」と定めることを決定した。この件を報じたTVLineは、過去3年間において、「ブラック・ミラー」シーズン4第1話「宇宙船カリスター号」(76分/2018)、「ブラック・ミラー」シーズン3第4話「サン・ジュニペロ」(61分/2017)、「SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁」(93分/2016)と、アンソロジー、連続シリーズの特別版が立て続けに受賞した影響であると位置づけている。
また、これまではノミネート年度を切り替える「5月31日」をまたぎ、来シーズンへしこりを残す、いわゆる“クリフハンガー”形式でのエンディングは、評価の対象になっていなかったが、今後は作品を評価する会員向けに「5月31日まで」に公開し、「6月中に」一般へ向け放送した場合は、考慮されることになる。
加えてクリエイティブアートにおける、振付賞は二分され、「バラエティおよび、リアリティ番組部門」と、「スクリプテッド・プログラム」に分けられ、それぞれが評価を受けることになる。さらに、ドキュメントシリーズおよび、特別番組のための作曲賞が新設されることが決定した。
なお、第71回エミー賞授賞式は、2019年9月22日に開催予定。米フォックスが中継を担当する。
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