ネットフリックスで評価100％獲得の作品はたったの7つ！満点の作品をご紹介

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『インベーダー・ジム: フローパス計画』（左）、『ヴィルンガ』

2020.03.02

今や、知らない人はいないと言っても過言ではない動画ストリーミングサービス「ネットフリックス」。2013年のサービス開始から、数え切れないほどのドラマや映画などを配信しているが、大手映画評価サイト「ロッテン・トマト」で100％を獲得しているのはたったの7作品しかないことが明らかになった。

Just Jaredによると、満点を獲得した7作品のうちほとんどはドキュメンタリー。最後の1つはアニメ映画であることが分かった。

レボリューション－米国議会に挑んだ女性たち－（2019年）
消えた16mmフィルム（2018年）
ストロング・アイランド（2017年）
チェイシング・コーラル－消えゆくサンゴ礁－（2017年）
マーキュリー13: 宇宙開発を支えた女性たち（2018年）
ヴィルンガ（2014年）
インベーダー・ジム: フローパス計画（2019年）

レボリューション－米国議会に挑んだ女性たち－（2019年）

2019年に公開された米ドキュメンタリー『レボリューション－米国議会に挑んだ女性たち－（原題：Knock Down the House）』は、アレクサンドリア・オカシオ＝コルテス、コーリ・ブッシュ、ポーラ・ジーン・スウェアレンジンら4人の女性が、巨額の富を持つ現職議員に対抗し、志固く2018年の下院議員選に出馬する姿をとらえている。Netflixが1,000万ドル（日本円で約11億円、1ドル＝110円換算）で配給権を獲得したことでも話題になった。

Fighting for everyday Americans. #KnockDownTheHouse pic.twitter.com/CBZkqzbVHj

— Knock Down the House (@knockdownmovie) September 23, 2019

消えた16mmフィルム（2018年）

お次は、シンガポール初のフェミニスト・ロードムービーを撮った少女たちの実話ドキュメンタリー。1992年、シンガポールで仲間たちと撮影した幻の傑作はなぜ持ち去られたのか。答えを求めるサンディ・タンは、空白の25年という時間をさかのぼりはじめる。

In 1992, a teen filmmaker shot her first movie.
The footage was stolen. This is the true story of what happened next.
Shirkers. Coming to Netflix on October 26th. pic.twitter.com/lc9x4GzkpQ

— You Can't Make This Up (@cantmakethisup) September 19, 2018

ストロング・アイランド（2017年）

ヤンス・フォード監督の『ストロング・アイランド』もドキュメンタリー作品。兄を殺した犯人が無罪放免となり、深い悲しみと失望が遺族を襲う。実兄の殺人事件とその根底にある人種差別に迫るヤンス・フォード監督のアカデミー賞候補作であった。

“I don’t want to let people look away from my character or look away from my mother: because there is an entire group of people who get to turn away from the violence perpetuated against black and brown people and pretend that it doesn’t exist.” – Strong Island director @yford pic.twitter.com/1miBO7kZ4S

— Strong Island Film (@StrongIslandDoc) January 4, 2018

チェイシング・コーラル－消えゆくサンゴ礁－（2017年）

ダイバーと科学者、写真家らが結成したチームが海底で目にしたのは、気候変動により枯れ果てゆくサンゴの姿。この厳しい現実が、見る者の心に鋭く突き刺さる。サンゴの不思議な生態や、現在大規模に死滅し無視できない規模に拡大している現状などを訴えた。監督はジェフ・オーロースキー。

Chasing Coral captures irreversible damage done to our reefs due to our warming climate. This #EarthDay and beyond, witness the hidden story beneath the waves our world desperately needs to see. https://t.co/NA1T6hnB9m #ChasingCoral #EarthDay2018 pic.twitter.com/bF0xH7dtr9

— Chasing Coral (@ChasingCoral) April 20, 2018

マーキュリー13: 宇宙開発を支えた女性たち（2018年）

舞台は1961年。宇宙飛行士になろうと、長時間に渡る厳しい試験を受けた十数人の女性パイロットたち。男性優位の社会で、彼女たちの悲願は無残にも打ち砕かれる。

『マーキュリー13』予告編

ヴィルンガ（2014年）

アフリカの最も貴重な国立公園とそこに生息する絶滅が危惧されるゴリラを、命懸けで守るレンジャーたちの実話を記録した、感動のアカデミー賞ノミネート作品。

レオナルド・ディカプリオもゴリラのために寄付を呼びかけ

Help support Virunga National Park’s Fallen Rangers Fund: https://t.co/vITyYnILmP @gorillacd

— Leonardo DiCaprio (@LeoDiCaprio) November 3, 2015

インベーダー・ジム: フローパス計画（2019年）

唯一ドキュメンタリーではなく100％を獲得した作品は、アニメ映画の『インベーダー・ジム: フローパス計画』。今度こそ地球制服を果たすため、再び姿を現したエイリアン、ジム。だがその行く手に、この日を待ちわびていた宿敵ディブ・メンブレーンが立ちはだかる。2001年にニコロデオンで放送されたアニメ「インベーダー・ジム」が長い時を経て、劇場版の配信となった。