米コメディ番組「サタデー・ナイト・ライブ（SNL）」などで知られるコメディアンで俳優のピート・デヴィッドソンが、ネットフリックスのスタンドアップコメディの中で、元カノで歌手のアリアナ・グランデをジョークにしたことが話題となっている。
ピート・デヴィッドソンは、ネットフリックスの新オリジナル番組「ピート・デヴィッドソンのNYから生”存”放送」で、元婚約者でもある歌手のアリアナ・グランデに対し、嫌味を放った。
彼は、アリアナ・グランデが雑誌「VOGUE」で表紙を飾ったことを引き合いに出し、「スプレーでこんがりと日焼けしたような肌を作り上げて、『VOGUE』の表紙を飾るなんて、そんなことしたら俺の人生おしまいだよ。そう、元カノである彼女のことだよ」と発言。他にもピートがアリアナが自身のことを「巨根」であると世間に言い放ったエピソードなどを皮肉とジョークたっぷりに披露し、加えてアリアナは天才であるともコメントした。
ピートのジョークは、かなり皮肉を込もったものであるものの、アリアナ本人は無視することにしたようだ。
ハリウッドの関係者によると、「アリアナはピートの発言を全く気にしていないようだよ。というか、興味がないようだ」とのことだった。グラミー賞授賞式でのパフォーマンスの後、アリアナはさらに仕事に力を入れるようになった。関係者は、「今彼女はまさに新曲制作の真っ只中なんだ。もし何か気になることがあれば、歌詞のなかに盛り込まれるはずだよ」としながらも、「ただ今回のピートの発言は、完全にスルーされたようだけどね」と語った。
さらに、「アリアナは今、とてもいいコンディションで仕事に取り組むことができている。ネガティブなことなんて耳に入ってこないんだよ。周りの素晴らしいものに目を向けて、自分の人生を思い切り楽しもうとしているんだ」と付け加えた。
今年2月、アリアナはバーで男性と親密にしているところをスクープされた。米HollywoodLife誌の関係者によると、アリアナはピートのことなんて視界にも入れておらず、新しい恋人のことや、最近ジム・キャリーと共演したテレビ番組『kidding』で頭がいっぱいになっているそうだ。「『kidding』に出演することができて、彼女はもう最高に幸せな気分だろうね。ジム・キャリーと共演することが夢だったようだし、いい作品に仕上がったことを誇りに思っているはずだよ」と語った。
また、ピート自身も人生の岐路に立っている。噂によると、彼は2014年から出演してきた人気番組「サタデー・ナイト・ライブ」を離れようとしているそうだ。自身が患っている心の病が関係しているとみられる。
2018年10月にアリアナと破局して以降も、彼は数々の浮名を流してきた。女優のケイト・ベッキンセイルと付き合ったかと思いきや、うまくいかないとみると18歳のモデル、カイア・ガーバーと付き合いだしたのだ。しかしその関係も長続きしなかった。ピートが心のケアに専念することを決意したのだ。今回出演したコメディ番組は彼にとって新たな1歩になるようだが、今後の彼の活躍に期待したい。
