ビヨンセや、ジャスティン・ティンバーレイク、カミラ・カベロなど、過去にグループに所属し、その後ソロでも活躍しているアーティストをE!Newsがまとめている。
カミラ・カベロが「フィフス・ハーモニー」からの脱退を突然発表した際、ファンの驚きは相当なものだった。カミラ・カベロにとっては新たなスタートとなったが、グループにとっての未来は誰にもわからなくなってしまった。カミラが去った後、グループ名をタイトルにしたアルバム「フィフス・ハーモニー」は「Down」や「He Like That」などのヒット曲を収録し大ヒットした。しかしその後、グループは活動を休止している。
一方カミラは、ラテンのサウンドを取り入れたシングル「Havana」が大ヒット。彼女の代表曲となった。その後スターへの階段を駆け上ったカミラ。発売した2枚のフルアルバムはどちらもビルボードチャート1位を記録。さらに新作実写映画『シンデレラ』の主演まで決定した。
今回は、カミラの23歳の誕生日を記念し、彼女のようにグループを脱退し、その後ソロとして活動したアーティストをE!Newsがまとめている。
8. ニコール・シャージンガー
2005年にデビューし、爆発的な人気となったグループ「プッシーキャット・ドールズ」のリードシンガー。2007年、ソロアルバムの発売を発表した後、何曲かシングルをリリースしたものの、チャートを騒がせるようなことは出来ず、アルバム制作もお蔵入りとなった。その後グループに復帰、2008年にアルバムをリリースしている。
2010年にグループが解散した後は、主にイギリスで活動。現在は「The X Factor」の審査員を務めるなど、人気は衰えていないようだ。昨年、「プッシーキャット・ドールズ」が再結成した際にもツアーに参加している。
7. ニック・カーター
人気ボーイズグループ「バックストリート・ボーイズ」の最年少メンバー。グループが活動を休止していた2002年10月にソロデビューアルバム「Now or Never」を発表。ビルボード初登場17位を記録したものの、インパクトを残すことはできず翌週には50位以下となってしまった。2005年、グループとしてアルバムをリリースした後もソロ活動を続け2枚のアルバムを発売したが、ランクインはしていない。
6. ジェリ・ハリウェル
1998年、当時人気の絶頂にあったガールズグループ「スパイス・ガールズ」からの脱退を突然発表。世界に衝撃を与えた。その翌年には、ソロアルバムをリリースした。ビルボードチャートでは42位に終わったが、彼女の活動拠点であるイギリスでは4位を記録している。
その後発売した2枚のアルバムは、どちらも大ヒットとはいえなかったものの、彼女がカバーしたThe Weather Girlsの楽曲「It’s Raining Men」は映画『ブリジット・ジョーンズの日記』のサウンドトラックに採用された。
5. ゼイン・マリク
2015年、当時大人気だったボーイズグループ「ワン・ダイレグション」からの脱退を発表したゼイン・マリク。翌年発表したソロデビューシングル「Pillowtalk」はランキング1位を記録し、2ヶ月後に発売したフルアルバムもイギリスとアメリカ両方で1位となった。イギリス出身の男性アーティストでデビューシングル、アルバム共にイギリスとアメリカ両方で1位を獲得したのは彼が初めての快挙だった。
2018年に発売した2枚目のアルバムこそ61位に終わったものの、実写版映画『アラジン』の代表曲「A Whole New World」を担当するなど、歌手としてまだまだ活躍の余地があるようだ。
4. ニック・ジョナス
2013年、兄弟で活動していたグループ「ジョナス・グループ」が実質活動を休止した後、リードボーカル務めていたニック・ジョナスはソロとして活動をスタート。シングル数枚とアルバムを発売した。2016年に発売したアルバム「Last Year was Complicated」はランキング2位となったものの、その後ヒットは続かず、昨年にはグループを再結成している。
3. カミラ・カベロ
2016年12月、「フィフス・ハーモニー」からの脱退を発表したカミラ。デビューシングル「Crying in the Club」こと47位に終わったが、2枚目のシングル「Havana」が大ヒットを記録、一躍歌姫となった。この曲は音楽再生アプリ「Spotify」でもストリーミング回数1位を記録した。さらに、ボーイフレンドであるショーン・メンデスとコラボした楽曲「Senorita」も1位を獲得している。
2. ジャスティン・ティンバーレイク
ボーカルグループ「インシンク」のメンバーとしてデビューしたジャスティン・ティンバーレイク。2002年に発売したソロアルバムは2位を獲得、その後10年間世界中で1千万枚のセールスを記録した。
2017年にはMTVのベストパフォーマンス賞男性ソロアーティスト部門を受賞。翌年にはスーパーボールのハーフタイムショーでパフォーマンスを披露するなど、目覚ましい活躍を続けている。
1.ビヨンセ
1位は彼女以外に考えられないだろう。2003年に発売したソロデビューアルバム「Dangerously in Love」が初登場1位を記録。敵なしと言われるほど圧倒的な人気を証明した。
その後発売した6枚のアルバムは、全て初登場1位を獲得。歴史に名を残すこととなった。これまでで最も多くのグラミー賞にノミネートし、MTVのビデオミュージックアワードも最多受賞している。今後も長らく、女王として音楽界に君臨することになるだろう。