人気SF映画シリーズ『スター・ウォーズ』の最新作で、去年12月に公開された『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』。その最後のシーンでのレイとカイロ・レンの“キス”についての新事実が明らかになった。
※ネタバレあり↓↓↓
最新作では、スカイウォーカー・サーガの終わりが描かれ、エピソード6でダース・ベイダーに殺されたはずの、ダース・シディアスこと旧帝国軍の皇帝パルパティーンが、クローンとして復活を果たしたことでファンたちは衝撃を受けた。また映画の最後では、カイロ・レンがベン・ソロの心を取り戻し、レイと共に旧帝国軍の皇帝パルパティーンを倒し、銀河に再び平和をもたらした。
パルパティーンとの死闘を繰り広げた際、レイを助けるため、フォースの生命力をレイに全て注ぎ込んだカイロ・レン。そしてレイが目を覚ました時、ふたりはキスを交わした。
このキスには、いったいどういう意味が込められていたのか。それが3月17日発売の小説版『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』で明らかになっている。
エピソード7から最新作の9にかけて、レイとカイロ・レンの絆がどんどん深まっていく様子は、ファンたちにも伝わっていただろう。しかし、小説によると、ふたりのキスはロマンチックなものではなかったという。これはふたりの“感謝の気持ち”を込めたキスだったようだ。小説には、
レイがカイロの顔に手を伸ばすと、彼の心はいっぱいになり、そして彼女の指が彼の頬に触れた。それから彼女は前かがみになり彼にキスをした。感謝のキスだ。彼らの絆の証であり、彼らがついにお互いを見つけ出すことができたことの祝福なのだ。
とあり、恋愛要素はなかったことが明らかになった。この流れに、ふたりに恋愛要素があると期待していたファンたちは少しガッカリしてしまったのと、感謝というのに少しピンとこないファンたちもいたようだ。恋愛要素がなかったとしても、ふたりの間に強い絆と愛があることには変わりないだろう。