人気歌手のアリアナ・グランデ(26)が、自身の手の洗い方をネタにした動画に激怒したようだ。雑誌「PAPER」が伝えている。
現在、新型コロナウイルス感染の脅威が世界中を襲っている。世界中の感染者数は10万人を超え、死者数は3500人にのぼっている。インターネットの動画や画像を使ってうがいや手洗い、咳のマナーを推奨することは非常に有効な手段だと思われる。
すでに動画投稿アプリ「TikTok」には、感染予防の方法をわかりやすくアニメで伝える動画が投稿されている。また、最近は世界保健機関(WHO)も「TikTok」に参入、正確な情報の共有だけでなく、間違った衛生管理やデマに惑わされないように呼び掛けた。新型コロナウイルス感染拡大防止の為、世界中の人々が個人でできる予防法に関心を持つようになった。
そんな中先日、雑誌「PAPER」が、読者の手洗いを推奨するべく、インターネット上で話題になっている「もし歌手のアリアナ・グランデが手を洗ったら」と言うタイトルの動画を公式インスタグラム上に投稿した。
↓↓↓
人物こそ写っていないものの、動画に出てくる手は長い袖で覆われており、その袖をビショビショにしながら手を洗っている。なお、アリアナ・グランデは自分の手の甲を覆うほど長い袖のスウェットを愛用しており、ポニーテールと、太ももまで長さのあるブーツと合わせて、彼女の代名詞ともいえるスタイルだ。パパラッチの撮る写真や、インスタグラムで日常の様子を紹介する際にはいつもこのスタイルでいる為、ファン達から「この服しか持っていないのではないか」という疑惑をかけられたこともあるほど。
現在話題になっているこの動画は、そんなアリアナの服装をからかったものだと思われる。もちろん、ふざけた投稿をした「PAPER」に対してアリアナ本人が反応したのだ。
アリアナは過去にも、自分の服装をからかうコメントや動画に対して、自分の言葉ではっきりと反論してきた。そして今回はこの動画に対し「あなたたち、キライ」と短くコメントしてきたのだ。
「PAPER」はジョークで投稿したつもりだったが、アリアナにとっては、新型コロナウイルスは現在世界的に深刻な問題であることから、このようなネタは使ってほしくなかったようだ。ほかにもファンたちは「この動画は消すべき」と抗議している。
この動画は参考にはせず、ぜひしっかり手洗いを徹底し、健康管理に努めてもらいたい。