『アクアマン』で知られる女優のアンバー・ハードが2016年に、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズの俳優、ジョニー・デップに対して離婚を申請したことから始まった、ふたりの泥沼裁判。新たにアンバーは、「ジョニー・デップに対し暴行したのは1回だけ」だと主張した。
ジョニーは先日、アンバーとの会話の音声を公開。そこには、これまでアンバーが主張してきた、ジョニーの一方的な暴力だけが真実ではなく、お互いが違うタイミングで攻撃していたのではないかと予想される会話が録音されていた。そのことで、ジョニー・デップのファンは大激怒。ジョニーを「真の被害者」とし「#JusticeForJohnnyDepp」というハッシュタグを作成。ジョニー・デップを援護、さらにアンバーを『アクアマン』続編から降板させるように請願書を作成した。音声が公開された後、現在アンバー・ハードのインスタグラムのコメント機能は無効となっており、書き込めなくなっている。そんな中、アンバーが新たに暴行に対して主張し、詳細を明らかにした。
アンバーの証言によると、彼女がジョニーに対して暴力を振るったのは2015年の3月頃。ジョニーが、なんとアンバーの妹ホイットニーに暴力をふるおうとしていたときに事件は起きたという。アンバーの証言が書かれた書類には「ジョニー・デップは激怒したあと、クローゼットの中の私のものをはじめ、家中の個人的財産を破壊し始めたのです」「妹のホイットニーもそこにいて、ジョニーが私に攻撃しはじめたとき、ホイットニーはあいだに入りました。そのことでジョニーの怒りの矛先はホイットニーに向けられたのです」と綴られていた。また、アンバーはホイットニーを守るため、注意をそらそうとジョニーに攻撃したという。
「妹に危険が迫っていて怖かったので、彼女の身を守るため、ジョニーの顔を殴って彼の注意を妹から引き離したのです。私がジョニーに攻撃したのはそれだけでした」と綴られた。また、この宣言は、バージニア州の裁判所に提出されたという。
アンバーは、先日もジョニーの指切断事件について口を開いた。それは、ジョニーがMDMAピルを8つほど服用してアンバーに暴行したことや、ジョニーが切断した指で家中に血文字を書いたこと、そして排尿したことなど、どれも信じられないような衝撃的な内容だった。
今後、ジョニー側からも新たな証言が出るに違いない。二人の裁判は今後も注目されるだろう。