マーベル・シネマティック・ユニバース『マイティ・ソー』のシリーズ最新作『Thor: Love and Thunder(原題)』に、なんと同じくマーベル映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のキャラクターが登場することが分かった。
ソーとガーディアンズたちが初対面のシーン
マイティ・ソーとガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのメンバーは『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018年)で初めて出会い、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019年)でまた再会。短期間一緒に宇宙を旅したこともある。そこでのソーとガーディアンズのやりとりがかなり面白く、多くのファンを魅了した。
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズでグルートの声を演じている俳優のヴィン・ディーゼルは今回、Comicbook.comの最新インタビューにて「友人であるジェームズ・ガン(『ガーディアンズ』シリーズの監督)が早く次の作品を作ってくれるのを待っているよ」と話し、さらに「ガーディアンズのメンバー何人かとソーが共演するって、『ソー』の監督から聞いている。面白くなるよね。まぁまだ何もわかっていないけど。というか僕は何も言うべきじゃなかったかも」と、ソーとガーディアンズのメンバーが共演するとポロリとこぼしたのだ。
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の第三作目は元々2020年に公開される予定であったが、監督のジェームズ・ガンは2018年の7月、過去に行った不謹慎な発言を理由に、シリーズ第三弾から解雇された。ファンや出演者たちはガンの再雇用を求めていたが、ディズニー、マーベルともに、一度下した決断を覆さなかった。しかしその後、マーベルは、キャストたちやファンたちの応援を受け、当初の予定通りにガンを監督に復帰させた。
しかしガンは、DCコミックスの人気映画『スーサイド・スクワッド』の続編の監督と脚本も務めていたため、『ガーディアンズ』の撮影スケジュールが大幅に遅れることに。そのため、『マイティ・ソー』新作にてガーディアンズメンバーが見られることはファンにとって朗報だ。
先日は『Thor: Love and Thunder(原題)』に、悪役として俳優のクリスチャン・ベールが出演することがわかりこちらも話題となった。
同作はオーストラリアにてもうすぐ撮影が開始される予定。公開は2021年11月5日公開予定であり、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のフェーズ4の締めくくりとなると言われている。