人気ドラマ「アメリカン・ホラー・ストーリー」に出演していた俳優のハリー・ヘインズが今年1月に27歳の若さでこの世を去ったのだが、今回、彼の死因が明らかになった。
ハリー・ヘインズが亡くなったのをメディアが判明したのは、なんとインスタグラム。ヘリーの母親で女優のジェーン・バトラーの投稿だったという。そこには、「1月7日に、私の美しい息子は亡くなりました。彼は27歳で、大変成功し、多くの人から賞賛を受けていました。しかし悲しいことに彼はメンタルの病と依存症に苦しめられていました」と、彼の生前の写真とともに、悲しい死についてコメントされていた。
彼の死から2か月後、ロサンゼルス郡検診検視局は、ヘインズがフェンタニル中毒で亡くなったことを発表した。フェンタニルとは、合成オピオイドで、主に麻酔や鎮痛目的で利用されるものだという。しかし、一方でモルヒネの数十倍から数百倍といわれる強力な麻薬としても知られている。ハリーはかつて、特発性不眠症と呼ばれる非常に深刻な睡眠障害にも悩まされていたという。
ハリー・ヘインズはオーストラリアのメルボルン出身。演技のキャリアを追求するためアメリカに移住した。レディー・ガガが出演し、話題になった「アメリカン・ホラー・ストーリー ホテル」にも出演し、そのほか、映画『A Haunting at Silver Falls 2(原題)』『The Surface(原題)』などに出演していた。追悼式は現地時間1月12日にロサンゼルスで行われた。
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