人気シンガーソングライターのエド・シーランが、まだ見ぬわが子の為にタトゥーを入れたようだ。
2018年、高校時代からの同級生であるチェリー・シーボーンさんと結婚したエド・シーラン。最近になって背中に5つの輪に形をしたタトゥーを入れた。実はこれは、将来子供が生まれた際に、この輪の中に子供たちの手形を入れるつもりだそうだ。
関係者はデイリー・メール誌に対し、「エド自身がカトリック教徒の大家族のもとで育ったから、自分も子供達が溢れる家庭にしたいようだ。タトゥーの形はまるでオリンピックの五輪のマークのようになっていて、子供達の手形を輪の中に入れるつもりでいるらしい」と語っている。
29歳のタトゥーアーティストであるケヴィン・ポールは、これまで数多くの有名人達の手トゥーを手掛けてきた。中には「ダサい」と感じるものも数多くあるようだが、それぞれに依頼人の想いが込められていることも理解しているという。
ケヴィン・ポールはエドのタトゥーが一部のファンの間には受け入れられていないことに触れ、「ぼくもそれは分かる。彼のタトゥーはけっしてカッコいいとは言えない」とし、「エドからタトゥーの依頼を受けると、からかわずにいられないんだ。『それ、ダサいよ!』って。本当にダサいんだよ。でも、彼にとっては特別なものみたいだから、受けるしかないんだよね」と明かしている。
ケヴィンには、エドのタトゥーの中でも特に気に入らないものがあるそうだ。それが、子供達に大人気のアニメキャラクター、ペンギンの「ピングー」である。なお現在活動休止中のボーイズグループ、ワン・ダイレクションのメンバー、ハリー・スタイルズも同じタトゥーを入れている。
「エドもハリー・スタイルズも同じピングーのタトゥーを入れているんだ。『子供の頃好きだったから』って。ぼくからしてみたらすごくダサいんだけど、『入れてくれ』って言われるからさ。大事な思い出のようだし、何かしら意味があるんだろうね」
さらにケヴィンは以前、エドの胸に巨大なライオンとトマトケチャップのボトル、人型のジンジャーブレッドのタトゥーを施したことがあると明かした。彼のこれまでの人生の中で、「最高で最悪な出来事」だったという。
「自分でいうのも何だけど、ぼくはこれまでいくつもの賞を受賞していて、3Dのタトゥーまで入れられるそれなりに凄いアーティストなんだよ。でもまさか、有名人にピングーやジンジャーブレッドのタトゥーを入れることになるなんて。そういうお客さんは今後少なくなってくるかもしれないけど、ぼく自身の可能性は広がったと思っているよ」と語った。