俳優のジョニー・デップは現在、元妻アンバー・ハードに対するDV裁判と、それを真っ向から否定する名誉毀損の裁判でまさに泥沼化している最中だが、かつてジョニーと婚約した女優のウィノナ・ライダーがジョニーを擁護する発言をしたことが話題となっている。
Blast誌によると、ウィノナ・ライダーはジョニーが暴力を振るう人間だとは信じられず、過去に誰かに対して荒々しく当たっているところも見たことがない、と主張しているそうだ。
ウィノナ・ライダーはジョニー・デップの潔白を主張
彼女は、「過去数年に渡って、元妻がジョニーの暴力を告発し、多くのマスコミによって報道されていることを承知している」としながらも、ジョニー側のサポートを申し出た。
ウィノナとジョニーの2人は1989年、映画『グレート・ボールズ・オブ・ファイヤー』のニューヨーク・プレミアで初めて出会い、その後映画『シザーハンズ』で共演し、交際に発展している。
「私はジョニーのことをとてもよく理解しています。数年間交際しており、親友として信頼しているし、家族のように身近な存在でもあります。これまでの人生の中で、彼と過ごした時間はとても大切なものです。これは私の実体験からお話することです」と主張を始めた。
ウィノナ・ライダー「彼が暴力を振るうなんてありえない」
「もちろん、私はジョニーとアンバーがどのような結婚生活を送っていたのか知りません。しかし少なくとも私の経験からすると、ありえないことです。今回の訴訟の話を聞き、ショックも受けましたし混乱もしました。ジョニーと暴力は、私にとってどう考えても結びつかないのです。全く理解できません」と主張。
さらにウィノナは、自身が交際していた当時を振り返り、「彼が私に対して暴力を振るったことは、一度たりともありません。暴言を放ったことも、一度たりともありません。他の誰かに対して暴力的であったことも、一度たりともありません。私は心から正直に、彼が誠実で愛に溢れた男性であると主張できます。愛する人を守るために自分を犠牲にできるような人です。安心して一緒にいられる人です」とコメントした。
ウィノナ・ライダー「DV疑惑は受け入れられるものではない」
ウィノナはさらに、「誰かを『嘘つき』だと呼ぶことはしたくありませんが、私の経験からすれば、ジョニーのDV疑惑は決して受け入れられるものではありません。彼を知る立場として、今回の疑惑には怒りすら覚えます」と付け加えた。
ウィノナとジョニーは1990年から3年間婚約していた。ジョニーは当時「ウィノナ、永遠に」とタトゥーを入れていたほどだ。
ウィノナの擁護はこれが初めてではない
ウィノナがジョニーを擁護したのはこれが初めてではない。2016年、ウィノナはTime誌の取材に対し、「私の経験からしかお話しできませんが、報道されているようなことは全く考えられません。かつて交際していた人がこのような内容で告発されるのは、とてもショッキングなことです。私はこれまで、誰かに対して彼が暴力的になっている姿を見たことがありません」と語っている。
今回のウィノナの主張は、アンバー・ハードに対する名誉毀損裁判においても重要な証言となるだろう。