スペイン出身の人気女優のペネロペ・クルスが、アンバー・ハードとの泥沼裁判を繰り広げるジョニー・デップを擁護する宣言を、バージニア州の裁判書に提出したことがわかった。
ペネロペ・クルスとジョニー・デップはこれまで『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』や、『ブロウ』『オリエント急行殺人事件』で共演し、プライベートでも良き友人同士であることで知られている。そんな彼女は、ジョニー・デップのことを「私が知っている最も寛大な人のひとり」と主張した。ペネロペ・クルスが主張する前、ジョニー・デップの元婚約者でもあり『シザーハンズ』で共演したウィノナ・ライダーも「彼が暴力を振るうなんてありえない」とジョニー・デップを擁護する発言をしている。
ペネロペ・クルスは、先日、ジョニーデップの名誉毀損事件を審理しているバージニア州裁判所に宣言を提出。ペネロペは、「長年ジョニーのことを知っていて、ソーシャルな場面や、職場の環境で、私に一度たりとも暴力を振るったことなんてありませんでした」と主張した。
また、ペネロペは初めてジョニーと出会ったときのことも明かした。ペネロペはがジョニーと会ったのは、19歳のころだったという。「彼はマドリードにいて、ペドロ・アルモドバル監督が私に紹介してくれました。当時、私の知っている英語は『How are you?(おげんきですか)』と、『I want to work with Johnny Depp(ジョニー・デップと働きたい)』だけだったのです」とコメント。
さらに、「私は彼と一緒に3本の映画を作っただけではなく、偉大な友人としても彼とお付き合いしています。いつも彼の親切さや、優れた考え方、才能、面白いユーモアなどに感激させられていました。これまで、ジョニーを取り巻くさまざまなシチュエーションを見てきましたが、彼はいつも、誰に対しても優しくしていました」と続けた。
また『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』で一緒に共演したとき、ペネロペ・クルスは妊娠していたのだが、そのときもジョニーが常にサポートしてくれていたという。「夫(ハビエル・バルデム)と私は、ジョニーの優しさやスウィート部分、そして保護してくれていたことを決して忘れません。私たちは彼をとても愛しています。私たちの人生に彼のような特別な人がいることを幸運に思います」とし、宣言を締めくくった。
ジョニー・デップの長年の友人であるペネロペ・クルスの証言は、名誉毀損事件の審理でとてもパワフルなものになるはずだ。