人気歌手のテイラー・スウィフトやアリアナ・グランデ、マイリー・サイラスらが、現在流行している伝染病コロナウィルスに関しコメントを出した。
テイラー・スウィフト(30)は3月15日、インスタグラムのストーリーにコメントを投稿。そこではテイラーがファンにとあることを求め訴えかけている。
彼女は「みんな(ファン)の行動をオンラインで見ていて、心配になったので言わせてください。みんながこの事態をちゃんと真剣に受け止めていないと思う」「一緒に遊んだりパーティーをしている人の投稿をたくさん見るわ」と発言。
さらに「今は予定をキャンセルする時期で、実際に自分をできるだけ周りから隔離するべき。自分に症状がないからとか、高齢者や体の弱い人たちがなるからとか思い込まず、自分も関係あると考えて」「今は本当に怖い時期で、社会的犠牲を払う必要があるの」と書き、なるべく人に会わないよう自粛を訴えた。
またアリアナ・グランデ(26)もコロナウィルスに関し「びっくりするほどの人が『コロナなんて大したことない』『私達はふりまわされない』って言っているのを聞くんだけど、信じられないな」「この状況を軽く考えるのは本当に危険だし、自分勝手。“うちらは若いから大丈夫”って考えは、若くない/健康でない人をかなりの危険に陥れている」と綴った。さらに「そういう人たちはバカみたいで傲慢に聞こえるし、これは本当に深刻にとらえるべき」と批判した。
またアリアナは、誰でも無料のコロナウィルスの検査テスト、有給休暇、病気休暇により経済的に支援が必要な人を支援する法案「H.R. 6201 (Family First Coronavirus Response Act) 」をサポートするようファンに訴えた。
同じく歌手のマイリー・サイラス(27)は、自身が過去に演じたディズニー・チャンネルのドラマ「シークレット・アイドル ハンナ・モンタナ」の映像を投稿。ハンナ・モンタナが「緊急事態なの」と言い、商品を買い込んでいる映像にマイリーは「思いやりを持って。敬意を持って。人間たち。スーパーの全てのスープを買う必要はないでしょ?買いだめをすればするほど商品は高くなるし、必要な人のところへとどかなくなる」と、買い込みをやめるよう呼びかけた。
さらに「パニックになっているときに賢い決断をするのって本当に難しいけど、恐怖から行動する前にもう一度考えて。相手を思いやれば不足することはないよ!」と、ファンへ伝えた。
コロナウィルスの影響により、多くの映画やドラマの撮影が中断。さらに俳優トム・ハンクスと妻のリタ・ウィルソンがコロナに感染したことを報告するなど、世界中が影響を受けている。「適切な行動を」と訴えるセレブたちの声が、少しでも状況を良くしてくれることを願うばかりだ。