人気歌手のレディー・ガガ(33)が雑誌「PAPER」の表紙を飾り、その近未来風ヌードが奇抜でクールだと話題となっている。
2月28日に約3年ぶりとなる待望のニュー・シングル「Stupid Love」をリリースし、そして4月10日には新アルバム「Chromatica」をリリースするレディー・ガガ。そんなガガが雑誌「PAPER」で、ポップカルチャーファンたちを興奮させる、近未来でアーティスティックなヌードを披露した。
撮影でガガは「私はこの部屋にいる全員とヌードになるわ」と言い、ヴェルサーチのローブを脱いだという。そして「私はアート作品を作っているの。ポルノではないわ」と明かしたという。
撮影は3DスキャンやCGIレンダリングが施され、ベルギー出身のアーティストのフレデリック・ハイマン、クリエイティブディレクターはニコラ・フォルミケッティ、そして同士の編集チームによって行われたという。
また同誌のインタビューで、「Stupid Love」がリリース前にネット上にリークしてしまった件について聞かれると、ガガは「私のマネージャーのボビーは『シングルを変更する?』と話していたわ。このMVの制作と振り付けを作るのに何か月も費やしていたわ。そして私は『変更はしないわ!なぜだかわかる?曲というのは、ミックスされ、マスターされ、仕上げられ…それらが全て集まったの時に完成するの。私たちはアート作品になるものを作っているのよ。だからこれはリークではないわ!』と言ったの」と、完成するまで未完成のもののリークは、リークにはならないという意見を述べ、作品への愛を語った。
以前、ガガといえば「『ARTPOP』なんて覚えていないわ」と、過去のアルバム「ARTPOP」をけなす発言をし、ファンたちがおどろいた件について「私はユーモアのセンスも許されないなんて面白いわよね」「私は自分のアート作品を後悔していないわよ」と明かした。
幸せになることへの課題について聞かれると「幸福はそんなにシンプルではないの。私はうつ病があって、ドーパミンとセロトニンが同じように出ていないので、脳で何かが起こっているの。だから幸せになれないことがある。もし誰かが『まあ、ただ幸せになりなよ』と言っても私は『あなたがただ幸せになれば』となるわ」と、自身の複雑な思いを明かした。
またガガは、痛みを克服する方法を見つけることについて「誰とは言えないけど、私がボトルのワインを飲んでドラッグをやっていた時、ある人が『私はあなたがやったことは決してしない。私はあなたのように自分の心や感情をそんな風にケアしたりしない』と言ってきたの。それは私の人生で精神的に健康になる決意をする、自分にとってどんなに大切なステップだったか考えさせられたわ」と、治療につながったエピソードを明かした。