映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』などに出演しているカナダ出身女優のエヴァンジェリン・リリー(40)が、コロナウィルスの影響による「自粛」を拒否する投稿をし、炎上した。
エヴァンジェリン・リリーはドラマ「ロスト」のケイト役として出演し、ブレイク。近年では『アントマン』シリーズにてワスプ役も務め、『アベンジャーズ/エンドゲーム』にも出演した。
エヴァンジェリンは3月16日、インスタグラムにて「#普通通りの生活」とハッシュタグをつけ、紅茶の写真を投稿。そこには「子どもたちを体育キャンプに送り出してきた。みんな行く前に手をちゃんと洗ったよ。笑いながら遊んでる」と、コロナウィルスが流行中の今でも普段どおりに生活していると投稿した。エヴァンジェリンには夫のノーマン・カリとの間に2人の子供がいる。
これに対し「あなたのファンだけど、ごめんなさい。あなたは究極に身勝手で無責任な行動を取っている」「この投稿であなたの言っていることにガッカリ」などと、多くの人が自粛行動を取っている中で“無神経だ”との批判コメントが多く書き込まれた。
これを見たエヴァンジェリンはコメント欄にて返信。彼女は「自由よりも生活を大切にする人もいれば、生活よりも自由を大切にする人もいる。決断は自分でするもの」と、彼女にとって自由が大切だと書いた。しかしこれがまたファンの反感を買い、さらに炎上する事態に。
さらに、現在ステージ4の白血病を患っている父と一緒に住んでいることも明かしたエヴァンジェリン。高齢で持病のある人物はコロナウィルスでの致死率が高いため、保健省からは外に出ず自宅で過ごすことを促されている。なぜエヴァンジェリンはこのタイミングで、病気の父と共に暮らしていることを明かしたのだろうか・・・。
また、「エヴァンジェリンは『今年ある大統領選にコロナウィルスが関係している』という陰謀説を信じているのか?」という極端なファンの推測に対して彼女は「選挙の年はいつも何かが起こるでしょ」とリプライ。どういった意味合いかは不明だが、陰謀説の否定はしていない。
別のコメントでエヴァンジェリンは「私達はみなスローダウンして、一息ついて真実を見る必要がある。今は世界的なロックダウン、制御不可能な世界、大混乱、狂気の沙汰が起こっているけど、結果的には大丈夫になるってこと。みんなが早く平和と正気を取り戻せますように。愛と祈りを送ります」と、現在のコロナウィルス騒動はいずれ落ち着くと綴った。