人気歌手のレディー・ガガが、4月10日にリリース予定であった新アルバム「クロマティカ」を延期することを正式に発表。さらに、4月に開催予定であったが10月に延期となった米大規模フェス「コーチェラ」に、実はサプライズ出演する予定であったことも明らかにした。
レディー・ガガは3月はじめ、通算6枚目となる新アルバム「クロマティカ（Chromatica）」を4月10日にリリースすることを発表した。しかしガガは現地時間3月24日、ツイッターに長文を投稿し、アルバムのリリースを遅らせると発表した。
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— Lady Gaga (@ladygaga) March 24, 2020
彼女は「みんなに伝えたいのは、たくさん考え抜いた結果、とてもつらい決断でしたが『クロマティカ』のリリースを延期することを決めました。新しいリリース日はまたお知らせします」と、発売延期を発表。理由として「今は本当に慌ただしく、怖い時期を私達皆が迎えています。アートはこのような困難に喜びと癒やしをもたらす強いものだと信じていますが、地球がパンデミックに面している今、アルバムをリリースするのは正しくないと感じています」と、現在はアルバムリリースにふさわしくないタイミングだと綴った。
続けて「その代わり、一緒に（コロナウィルスに対する）解決策を見つけたいのです。医療のプロが適切な機材を持ち、学校の給食に頼っている子どもたちがサポートを受け、パンデミックの影響で経済的救助が必要な人々を助けることが、今の私にとってもとても重要です」と書いたガガ。
また以前より米ラスベガスで開催している定期公演も、4月30日～5月11日分を延期せざるを得ないと語ったガガ。5月11日以降の定期公演も「開催できることを願っているけど、また最新の情報をアップデートします」と書いた。
さらに、夏にはツアーも計画しているという。
今回ファンを驚かせたのは、実はガガが4月に予定されていた「コーチェラ・フェスティバル」にシークレット・ラインナップとしてブッキングされていたという事実。コーチェラは今年の10月に延期となったのだが、そちらにガガが出演するかなどはわかっていない。
「アルバムのリリースを一緒にお祝いするためにたくさん計画があったのに・・・」と、ガガ本人もとても落胆している様子。彼女は「ファンのみんなへ。愛してるわ。ガッカリしているでしょうね。怒ったり悲しんだりしてるでしょう。でもファンとして、ファミリーとして、私達は強く、愛情深く優しい不良たちよ。だからこの辛い時期に、優しさを振りまいてほしいです」と、ファンへ訴えかけた。
アルバムが出た際には「一緒に踊って、汗かいて、ハグとキスをして最高のお祝いをしようね」と綴ったガガ。ファンは正式なリリース日の発表を待ちきれない様子だ。
