『007』シリーズで知られる俳優のダニエル・クレイグと、彼の妻であるレイチェル・ワイズが、新型コロナウイルス蔓延の中で必死に働いている人たちに向けて、拍手を送った。
ダニエル・クレイグとレイチェル・ワイズは、ツイッターの『007』の公式アカウントに1本の動画を投稿。新型コロナウイルスの世界的流行の中で、最前線で働いている人々に感謝の意を表すハッシュタグ「#ClapForCarers」をつけた。
またベン・ウィショーやナオミ・ハリス、ロリー・キニアなど『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の出演者たちもダニエルらに続き拍手を送っている。
Thank you to everyone, everywhere, who is working to keep us safe. #ClapForOurCarers #ClapForCarers #ClapForNHS pic.twitter.com/muULcU2vvy
— James Bond (@007) March 26, 2020
『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は、全世界待望の「007」シリーズ25作目で、前作『007 スペクター』から実に5年ぶり最新作。「初の金髪ジェームズ・ボンド」としてキャスティングされたダニエル・クレイグが彼にとって「最後のボンド」になるかもしれないと海外で報道され、続報に熱い視線が向けられている。さらに、本年度のグラミー賞で主要4部門含む5部門を弱冠18歳で獲得したビリー・アイリッシュが主題歌を担当することで大きな話題を呼んでいた。
しかし、全世界的に2020年4月から公開予定していた同作は、MGM、ユニバーサルならびに本作のプロデューサーであるマイケル・G・ウィルソンとバーバラ・ブロッコリにより全世界の映画興行における状況を検証し、熟慮を重ねた結果、本作の英国での公開日を本年11月12日(木)、全米公開を11月25日(水)まで延期することが先日発表された。それにともない、日本国内の公開日も本年11月20日(金)に先延ばしとなった。