『そんな彼なら捨てちゃえば？』や『遠距離恋愛 彼女の決断』などで知られる俳優のジャスティン・ロング。彼は、自分と弟が新型コロナウイルスに感染していると確信しているという。
新型コロナウイルスは現在、世界各国に広がり、自主隔離をしている人々も多い。そんな中、ロング兄弟は、現在の状況をシェアした。
ジャスティン・ロングと弟のクリスチャンは現地時間3月31日火曜日、ポッドキャスト「Life Is Short with Justin Long」にて、自分たちが新型コロナウイルスに感染していると確信した経緯を説明した。クリスチャンのガールフレンド、マギーが出張から返ってきたときに、彼女に新型コロナウイルス感染したときのような症状がいくつか出ていたのだという。
ジャスティンは「もしコロナウイルスを持っているのであれば、全員に伝えるべきだよ」とメッセージを送った。そしてクリスチャンは「これは、被害妄想なんかんじゃない」と、不安からくる「コロナ感染への疑い」ではないと語った。
さらに彼らは、マギーの現在の様子を共有した。「悲しいことに、マギーは出張から帰ってきた2日後に悪化した。コロナの典型的な症状を持っていたんだ。熱を出し、乾いた咳をして・・・コロナの症状に当てはまるすべてのことだよ」と話した。幸いなことに、マギーは発症から12日が経ったころ、熱がひいたという。
クリスチャンは「数週間前、彼女に症状がではじめた翌日、ジャスティンと僕は彼女と全く同じ症状が出たんだ。その症状は軽かったけどね」と、兄弟そろってコロナ感染を疑った。彼らの体に出た症状は、吐き気や頭痛、そして胸の圧迫感だったという。さらに、味覚と臭覚も失っていたと明かした。
驚くことに、彼らが明かしたのは、コロナ感染の症状が出ていたにもかかわらず、テストを受けることができなかったという。
クリスチャンは「残念ながら、高いリスクとは見なされなかったため、テストを受けることができなかった」とコロナ感染をチェックするテストを受けることができなかったという。ジャスティンは続けて「多くの人が知っているように、テストを受けるには、リスクの高いグループに所属している必要がある。つまり、高齢者や免疫システムが損なわれている人か、それとも重度な症状が出ているかだ」と、新型コロナウイルスのテストにおけるアメリカの現状を共有してくれた。ジャスティンとクリスチャンの両親はともに70歳以上であることから、ふたりは自ら隔離したという。
現地時間3月31日火曜日の時点で、アメリカの死亡者数は3,000人を超え、国内で17万人以上の感染者が確認されている。感染者は世界で一番多い国となっている。
