映画『マイティ・ソー』シリーズのスピンオフで、マーベル最新ドラマの「ロキ(原題:Loki)」について、脚本家が少しだけ詳細を話した。
「ロキ」の脚本家には、人気アニメ「リック・アンド・モーティ」も手掛けたマイケル・ウォルデンが起用された。ソーの弟であるロキ役は、映画から引き続き英俳優トム・ヒドルストンが演じ、ディズニーの配信サービス「Disney+」で配信予定。日本での配信は未決定。
今回、ベン・ブラッカーのポッドキャスト「The Writers Panel」に登場した脚本家のマイケル・ウォルデンは、「ロキ」の核となるコンセプトを話した。
マイケルは「自分が誰なのかというアイデンティティ、また誰になりたいかという戦いの話だと思う。僕は自分を制御しようとするキャラクターに惹かれるんだ」と、「ロキ」は自分を見つけるのに苦労する姿を描いていると語った。
さらに「ロキがこれまで出ている10年分の映画を見ていると確かにわかるように、彼は自分の人生のいちばん大切な時期を自分でコントロールできなかった。彼は養子だったし。そういったものが怒りに変わり、家族へと向かっていく」と、彼の幼少期の話もドラマ版に重要な要素だと話した。
トム・ヒドルストンは、2月下旬に米ジョージア州アトランタにて、共演者のオーウェン・ウィルソンと共に「ロキ」の撮影をしている姿が初めて目撃された。その際雨がどしゃぶりであり、背後にはガードマンのような人々が見られた。オーウェン・ウィルソンがどのような役をつとめるのかは今でも謎だ。
Tom Hiddleston, Sophie Di Martino and Owen Wilson join other cast members filming Loki for Disney + on February 28, 2020.#Lokiseries
via torrilla pic.twitter.com/Ma9Aai6hwS— Tom Hiddleston | HiddlesPage (@HiddlesPage_) March 4, 2020
またトム・ヒドルストンは1月後半、「ロキ」撮影に向けてワイヤーアクションの練習をしている動画を投稿。トムはジャンプした後マットの上にドサッと倒れ込むと、スタッフから笑い声が上がっている。
「ロキ」はDisney+には2021年春頃開始と発表されているが、現在コロナウィルスの影響でほとんどのエンタメ界の動きがストップしているため、延期の可能性も否定できない。