最優秀作品賞を含むトニー賞4冠とグラミー賞最優秀ミュージカルアルバム賞を受賞、ミュージカル界にセンセーションを巻き起こし映像化が待ち望まれていた傑作ミュージカル『イン・ザ・ハイツ』(原題:In the Heights)の映画化が決定し、2020年夏に公開予定だったが、新型コロナウイルスの影響により、公開延期が決定した。
ワーナー・ブラザースは以下コメントを発表。
ワーナー・ブラザース映画は、2020年夏に公開を予定しておりました映画『イン・ザ・ハイツ』につきまして、新型コロナウイルスの感染拡大防止及びお客様の健康を第一に考え、アメリカ本国の公開延期に伴い、日本におきましても公開を延期することに致しましたのでお知らせします。
変更後の公開予定日については、決まり次第お知らせいたします。
本作は、ピューリッツアー賞、グラミー賞、エミー賞、トニー賞、ハリウッド・ウォーク・オブ・フェームの星を受賞するなど今やミュージカル界のみならずエンターテイメント業界にその名を轟かす「ハミルトン」のリン=マニュエル・ミランダの同名ミュージカルが原作。
作詞・作曲家、脚本家、俳優、ラッパーと多才ぶりを発揮するミランダの天才ぶりと人気を世界に認めさせたのは、NY、ロンドンをはじめ「世界中で最もチケットが取れないミュージカル」と異例の人気で社会現象を巻き起こしているブロードウェイ・ミュージカル「ハミルトン」。トニー賞最優秀作品賞をはじめ11部門を受賞、そのあまりのクオリティの高さと楽曲の鮮烈さに世界中から観客が押し寄せている。
そんな彼の処女作にして、トニー賞で作品賞と楽曲賞を含む4部門を受賞(13部門ノミネート)、国内外で高い評価を受け、彼の類まれな才能を決定づけた「イン・ザ・ハイツ」は、映像化がずっと望まれながらも実現することのなかった傑作ミュージカル。映画化権争奪の末、いよいよ待望の映画化となった。